化工機が続伸、国内初となる国産SAFの大規模生産実証設備向けに遠心分離機を受注
三菱化工機<6331>が続伸している。午前11時ごろ、日揮ホールディングス<1963>などが取り組む国内初となる廃食用油を原料とした国産SAF(持続可能な航空燃料)の大規模生産実証設備の建設に向けて、廃食油精製用分離板型遠心分離機「三菱ディスクセパレータ SJシリーズ」を受注したと発表しており、好材料視されている。
同実証設備は、国内初となる国産SAFの大規模生産を目指し、100%廃食用油を原料とした年間約3万キロリットルのSAFの生産実証を行うもので、日揮HDのほかコスモエネルギーホールディングス<5021>傘下のコスモ石油、株式会社レボインターナショナル(京都市伏見区)、日揮の4社が共同で取り組むとしている。