プロディが一時S高、TOAとの連携ソリューション提供開始で関心向かう
プロディライト<5580>がストップ高の水準となる前営業日比400円高の1930円に買われる場面があった。前週末15日、同社のクラウド電話システム「INNOVERA」と、TOA<6809>の「IPオーディオシリーズ」との連携ソリューションの提供を開始したと発表。顧客層の拡大を伴った中期的な事業成長の期待を高め、個人投資家による買いを誘ったようだ。
今回の連携により公共施設や工場、イベント会場に設置される音響・放送設備において、スマートフォンアプリや固定IP電話機などから放送を行えるようになるという。TOAのIPオーディオシステムはこれまで据え置き型のPBX(構内交換機)のみに対応していたが、クラウドPBXとの連携はプロディの製品が初となるとしている。
あわせてプロディは、「P-net Voice ファミリー/マンション 固定IPプラン」の月額料金について、2024年2月利用分から値上げすることも発表している。