マックスサイトが大幅安 7-9月期に最大27%の減収見込む=米国株個別
(NY時間09:42)
マックスサイト<MXCT> 2.77(-0.51 -15.44%)
細胞治療促進のプラットフォームを手掛けるマックスサイト<MXCT>が大幅安。前日引け後に7-9月期(第3四半期)の暫定決算を公表し、売上高が25-27%減の780万-800万ドルと、予想の1140万ドルを下回る見通しを示したほか、中核事業の売上高についても640万-660万ドルと、33-35%も減収見通しを示した。なお、通期の売上高見通しは3400万-3600万ドルを見込んでいる。
同社のドアフラーCEOは声明で「ライフサイエンスツールセクターにおける顧客の活動が継続的に不安定となっており、細胞治療と創薬の両分野において、消耗品の購入が期待通りに進まなかった」と述べた。また、「開発の初期段階の顧客による細胞治療機器の購入を躊躇する動きが続いている」とも語った。
【企業概要】
細胞治療薬開発会社やバイオ製薬会社、及び研究機関等に、次世代の細胞治療の発見・開発・商業化を促進するためのプラットフォームを提供。独自のエレクトロポレーション技術を用いた生体分子の高性能送達システムを開発・商品化し、導入機器や独自の関連処理装置、消耗品を扱う。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美