決算プラス・インパクト銘柄 【東証プライム】 … アダストリア、キユーピー、しまむら (9月29日~10月5日発表分)
―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の水準から6日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.2 霞ヶ関C <3498>
23年8月期の連結経常利益は前の期比2.4倍の41.1億円に伸び、24年8月期も前期比82.1%増の75億円に拡大を見込み、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
★No.3 クスリアオキ <3549>
24年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比11.4%増の67.6億円に伸び、6-11月期(上期)計画の82億円に対する進捗率は82.4%に達し、5年平均の52.4%も上回った。
★No.4 アダストリア <2685>
24年2月期の連結経常利益を従来予想の140億円→182億円(前期は120億円)に30.0%上方修正し、増益率が16.4%増→51.3%増に拡大し、14期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<8168> ケーヨー 東P +56.39 9/29 上期 -18.43
<3498> 霞ヶ関C 東P +35.70 10/ 3 本決算 82.08
<3549> クスリアオキ 東P +15.07 10/ 3 1Q 11.39
<2685> アダストリア 東P +13.84 9/29 上期 72.80
<7679> 薬王堂HD 東P +8.34 10/ 5 上期 15.81
<9793> ダイセキ 東P +7.00 10/ 2 上期 22.09
<2809> キユーピー 東P +5.90 10/ 5 3Q -34.26
<8923> トーセイ 東P +2.81 10/ 5 3Q 30.08
<8227> しまむら 東P +2.57 10/ 2 上期 3.52
<6136> OSG 東P +2.14 10/ 5 3Q -6.11
<2753> あみやき 東P +1.73 10/ 2 上期 451.41
<2659> サンエー 東P +1.42 10/ 5 上期 48.53
<2796> ファマライズ 東P +0.31 10/ 2 1Q -2.93
<4763> C&R 東P +0.30 10/ 5 上期 4.08
<8217> オークワ 東P +0.23 10/ 3 上期 -30.53
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした6日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース