キタックは反落、前期6割営業増益に続き24年10月期は7割増益予想も目先出尽くし売り
キタック<4707>は4日ぶりに反落。新潟県を地盤に東日本を展開エリアとする中堅建設コンサルタントで足もとの業績は好調に推移している。前週末1日取引終了後に発表した23年10月期決算は営業利益が前の期比61%増の1億2400万円と大幅な伸びを達成、続く24年10月期も前期比71%増の2億1200万円と前期の伸び率を上回る高変化を見込んでいる。ただ、11月下旬以降は好決算を見込んだ買いが持続的に入っており、足もとでは出尽くし感から利益確定の売りが優勢。一方、株価指標面ではPBR0.6倍台と割安であり、年間5円配当を継続中だが今後の株主還元強化への期待などは株価の下支え材料となる。