粧美堂 Research Memo(7):財務健全性を維持
■粧美堂<7819>の業績動向
3. 財務の状況
財務面で見ると、2023年9月期末の資産合計は2022年9月期末比439百万円増加して15,197百万円となった。主に商流改善に伴って受取手形が51百万円増加、売掛金が231百万円増加、商品及び製品が348百万円増加した。負債合計は同119百万円増加して8,897百万円となった。主に支払手形及び買掛金が219百万円減少した一方で、未払法人税等が197百万円増加した。有利子負債残高(長短借入金合計)は48百万円増加して5,227百万円となった。純資産合計は同320百万円増加して6,300百万円となった。利益剰余金が343百万円増加した。この結果、自己資本比率は同0.9ポイント上昇して40.8%となった。キャッシュ・フローの状況を含めて特に懸念材料は見当たらず、財務健全性が維持されていると弊社では考えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)
《SI》