日本電解が大幅反発、台湾企業との資本・業務提携と資金調達の実施を好感
日本電解<5759>が大幅反発した。10日の取引終了後、銅箔製造事業を手掛ける台湾のLCY TECHNOLOGYなどとの資本・業務提携の締結を発表した。あわせてLCY Internationalを割当先とする第2回新株予約権の発行について公表。手取り概算で約24億3200万円を調達し、米子会社での設備投資資金に充てる。また、米ジョージア州での新工場の着工時期を遅らせることも決定した。市場では財務基盤の安定化につながるとの受け止めに加え、資本・業務提携による車載電池関連事業へのプラス効果への期待も相まって、買いが優勢となったようだ。