ボーイング、FAAが別のモデルについても点検を推奨推奨=米国株個別
(NY時間10:19)(日本時間00:19)
ボーイング<BA> 216.32(+1.30 +0.60%)
米連邦航空局(FAA)は航空各社に対し、今月5日に機体の側壁の一部が吹き飛ぶ事故が発生したアラスカ航空機と同じタイプのドアプラグが搭載されているボーイング<BA>の737型機の別のモデルについても点検を勧めていると伝わった。
FAAは21日の声明で、ボーイング737-900ERの運航会社に対し、使用していない非常口をふさぐドアプラグを目視点検し、適切に固定されていることを確認するよう勧告した。737-900ERはMAXファミリーに属さない旧世代の航空機だが、ドアプラグには同じデザインが採用されているという。
同社によると、同モデル505機が各国の航空会社に納入済み。主な運航会社はユナイテッド航空<UAL>、アラスカ航空<ALK>、デルタ航空<DAL>など。
FAAの別の声明によれば一部の運航会社は検査中にボルトの問題を指摘していたという。
ただ、ボーイングの株価は小幅続伸。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美