浜ゴムが後場上げ幅を拡大、24年12月期は2ケタ営業増益で9円増配を予想
横浜ゴム<5101>が後場上げ幅を拡大している。午後2時ごろに発表した24年12月期連結業績予想で、営業利益1155億円(前期比15.1%増)と2ケタ増を見込み、また年間配当予想を前期比9円増の93円としたことが好感されている。
売上高は1兆600億円(同7.6%増)を見込む。タイヤ事業でプレミアムカーへの新車装着の推進やグローバルでのモータースポーツへの参戦を継続してブランド価値向上に取り組み高付加価値品比率の最大化を目指すほか、昨年5月に買収を完了したY-TWSのフル寄与を見込む。なお、想定為替レートは1ドル=137円(前期141円)、1ユーロ=150円(同152円)を予定している。
同時に発表した23年12月期決算は、売上高9853億3300万円(前の期比14.5%増)、営業利益1003億5100万円(同45.8%増)だった。