資生堂が反発、早期退職募集の発表で収益改善効果見込んだ買いを誘発
資生堂<4911>が反発した。同社は2月29日の取引終了後、国内事業を統括する資生堂ジャパンにおいて早期退職支援プランを実施すると発表。収益改善効果を見込んだ買いを誘ったようだ。対象となるのは一定の年齢および勤続年数などの条件を満たす社員で、想定人数は約1500人。年齢に応じた特別加算金を通常の退職金にプラスして支給するほか、希望者に対して再就職支援サービスを提供する。24年12月期の連結業績予想には、影響見込み額を概算して織り込んでいるとしている。