ファマライズは3日続落、24年5月期業績予想を一転減益予想へ下方修正
ファーマライズホールディングス<2796>は3日続落している。25日の取引終了後、24年5月期連結業績予想について、営業利益を14億7700万円から10億5600万円(前期比26.5%減)へ、純利益を4億4900万円から1億6800万円(同49.4%減)へ下方修正し、増益予想から一転して減益予想としたことが嫌気されている。
調剤薬局事業で、調剤売上高及び応需処方せん枚数が計画を上回る水準となっていることや、従来より規模の大きいM&Aを実施したことなどにより、売上高は535億4600万円から540億8600万円(同4.0%増)へ上方修正した。ただ、M&Aに係る支払い手数料が計画を上回ることに加えて、仕入れ環境の変動により仕入れ原価が想定よりも増加することが響くとしている。
同時に発表した第3四半期累計(23年6月~24年2月)決算は、売上高406億7400万円(前年同期比5.0%増)、営業利益8億6300万円(同3.7%減)、純利益1億7700万円(同15.2%減)だった。