「インバウンド」が7位にランク、2月百貨店売上高14%増で訪日客増加が強い追い風に<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「インバウンド」が7位となっている。
日本百貨店協会(東京都中央区)が25日に発表した2月の全国百貨店売上高は、前年同月比14.0%増の4329億円と24カ月連続で前年実績を上回った。新型コロナウイルス流行前の19年2月と比べても6.3%増えている。
顧客別では、インバウンドが円安と春節休暇(2月10~17日)による客数増から前年同月比で2.7倍の469億円となり、調査を開始した14年10月以降で過去2番目に高い水準(過去最高は23年12月の477億円)を記録。売上構成比で初めて1割を超え、19年比でも47.5%増と8カ月連続でコロナ前の実績を上回った。
J.フロント リテイリング<3086>、三越伊勢丹ホールディングス<3099>、高島屋<8233>、松屋<8237>、エイチ・ツー・オー リテイリング<8242>といった主要百貨店の2月度売上高も軒並み好調を維持している。