住石HDが大きく切り返す、豪州炭鉱会社から約28億円の配当金受領
住石ホールディングス<1514>がカイ気配スタートで大きく切り返す展開。前日取引終了後、同社の連結子会社が保有する豪州の炭鉱会社であるワンボ炭鉱から23年12月期の配当金を受領したことを発表した。受領した配当金額は日本円にして27億9000万円(受領日3月28日)。24年3月期に与える影響については現在精査中としているが、業績予想増額に対する思惑が買いを誘導している。株価は年初から大きく水準を切り上げ、今月7日には5570円の上場来高値に買われたが、その後は急反落を余儀なくされていた。時価1400円台は1月中旬の急騰開始前の水準まで大幅な調整をいれていることで、目先値ごろ感に着目した短期資金の流入を誘っている。
最終更新日:2024年03月29日 09時55分