アラスカ航空が上昇 ボーイングから1億6000万ドルの補償金を受け取る=米国株個別
(NY時間14:48)(日本時間03:48)
アラスカ航空<ALK> 42.66(+0.78 +1.86%)
終盤になって伸び悩んでいるものの、アラスカ航空<ALK>が上昇している。ボーイング<BA>から737-9Max型機の事故に関連した金銭的損害に対応して、1億6000万ドルの補償金を受け取ったことを明らかにした。
補償金に関連して会計処理を修正しており、1-3月期(第1四半期)の1株損益の見通しを1.05-1.15ドルの赤字に下方修正した。従来は0.45-0.55ドルの赤字を見込んでいた。また、税引き前損益も約1億6000万ドルの赤字を見込んでいる。
第1四半期以降も追加補償が行われる見込みだが、その詳細な条件は明らかにしていない。補償金は主に航空機資産の圧縮費用として計上され、第1四半期の1株損益にその補償金は含まれていない。
【企業概要】
米国内外において、国内線・国際線の旅客輸送及び貨物輸送を行う民間航空会社。自社航空機による運航のほか、傘下の航空会社・提携地域航空会社を通じた米国内線の運航も行う。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース