あんしん保証が後場急落、貸倒関連費用膨らみ24年3月期業績は計画下振れ
あんしん保証<7183>が後場急落している。正午ごろ、集計中の24年3月期単独業績について、売上高が従来予想の50億円から48億3400万円(前の期比7.5%増)へ、営業利益が7億800万円から4億3600万円(同23.6%減)へ、純利益が5億5000万円から3億7200万円(同21.0%減)へ下振れて着地したようだと発表しており、売り材料視されている。
成約件数が計画値を下回ったことに加えて、コロナ禍前への消費生活の回帰や物価高騰による環境の変化などが想定以上に影響し、家賃の滞納の増加とそれに伴う回収人員増員の遅れなどから貸倒引当金繰入額を中心に貸倒関連費用が膨らんだことが要因としている。