株価指数先物【昼】 ややショートカバーが意識されてくる可能性
日経225先物は11時30分時点、前日比120円安の3万9670円(-0.30%)前後で推移。寄り付きは3万9630円と、シカゴ日経平均先物の清算値(3万9600円)にサヤ寄せする形で、やや売り先行で始まった。現物の寄り付き直後には3万9720円まで買い戻されたがロングの勢いは強まらず、中盤にかけて3万9550円まで売られる場面も見られた。ただし、ショートを仕掛けてくる動きも限られており、その後は3万9600円~3万9700円辺りでの保ち合いを継続している。
日経225先物は、オプション権利行使価格の3万9625円を中心とした上下の権利行使価格3万9500円から3万9750円辺りの狭いレンジでの推移をみせている。中盤以降は25日移動平均線が位置する3万9600円辺りを上回っての推移が続いており、同線を支持線とした底堅さがみられるなか、後場はややショートカバーが意識されてくる可能性がありそうだ。
なお、NT倍率は先物中心限月で14.42倍と、横ばいで推移している。引き続き14.42倍に位置する、75日線を支持線とした小動きである。3月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控えるなか、スプレッド狙いの動きはみられていない。
株探ニュース