ADプラズマが大幅続落、24年8月期業績予想を下方修正
アドテック プラズマ テクノロジー<6668>が大幅続落している。前週末12日の取引終了後、24年8月期の連結業績予想について、売上高を128億円から108億円(前期比13.6%減)へ、営業利益を24億3000万円から11億円(同51.0%減)へ、純利益を17億円から6億9000万円(同58.9%減)へ下方修正したことが嫌気されている。
半導体需要減少の在庫調整及び中国に対する先端半導体関連装置などに対する輸出規制の影響により、半導体業界の設備投資が低調に推移し、顧客からの製品出荷の延期要請などを受けて売上高が従来予想を下回ることが要因。また、資源・エネルギー価格の高騰によるコスト面の上昇や生産稼働率の低迷なども響くとしている。
なお、同時に発表した第2四半期累計(23年9月~24年2月)は、売上高47億8400万円(前年同期比18.5%減)、営業利益3億5900万円(同61.8%減)、純利益1億6400万円(同72.2%減)だった。