日立が続急伸、1株から5株への株式分割と自社株買いなどを好感

材料
2024年4月30日 10時15分

日立製作所<6501>が続急伸し年初来高値を更新している。前週末26日の取引終了後、6月30日を基準日として1株を5株へ株式分割すると発表したことに加えて、上限を2100万株(発行済み株数の2.27%)、または2000億円とする自社株買いを実施すると発表したことが好感されている。取得期間は4月30日から来年3月31日まで。

同時に発表した25年3月期連結業績予想で、純利益は6000億円(前期比1.7%増)となる見通しとした。売上高は自動車部品の日立Astemoが連結から持ち分法適用会社化したため9兆円(同7.5%減)と減収見込みだが、堅調な国内外のデジタル需要を背景にIT部門が増収増益となるほか、社会インフラ部門の受注堅調、タレス社の鉄道信号関連事業買収効果などが寄与する見通し。

なお、24年3月期決算は、売上高9兆7287億円(前の期比10.6%減)、純利益5898億9600万円(同9.1%減)だった。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.