マイクロチップが決算受け軟調 予想下回る見通しを示す=米国株個別
(NY時間10:05)(日本時間23:05)
マイクロチップ<MCHP> 92.49(-1.27 -1.35%)
半導体のマイクロチップ・テクノロジー<MCHP>が軟調。前日引け後に1-3月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想範囲内となった。ただ、株価は冴えない反応。第1四半期のガイダンスを嫌気しており、1株利益、売上高とも予想を下回る見通しを示した。
一方、アナリストからは目標株価を引き上げる動きも出ている。経営陣が売上高と粗利益が底に差し掛かっていると述べた点に着目している。
(1-3月・第4四半期)
・1株利益(調整後):0.57ドル(予想:0.57ドル)
・売上高:13.3億ドル(予想:13.3億ドル)
・粗利益率(調整後):60.3%(予想:60.3%)
(4-6月・第1四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.48~0.56ドル(予想:0.58ドル)
・売上高:12.2~12.6億ドル(予想:13.4億ドル)
・粗利益率(調整後):59~61%(予想:60.3%)
【企業概要】
自動車・航空宇宙・防衛・通信・コンピューティング・IoTなど幅広い産業分野の半導体製品を開発・製造・販売する。アプリケーションのシリコン要件の大部分を提供し、ハードウェア・ソフトウェア・サービスを組み合わせて、5G・データセンター・先進運転支援システムなどの成長トレンドを推進する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース