英アームが上昇 ソフトバンクGと伴にAI製品を来年打ち出すと伝わる=米国株個別
(NY時間11:01)(日本時間00:01)
英アーム<ARM> 114.42(+5.58 +5.13%)
英半導体設計のアーム<ARM>が上昇。同社初のAI製品を来年ローンチする方向だと伝わった。日本経済新聞がソフトバンクG<9984>がAI向け半導体の開発を皮切りに、データセンターやロボット、発電事業に事業を拡大する計画で、投資額は最大10兆円規模となる見通しだ報じた。
そのうち、半導体開発はソフトバンクGが90%近くを保有する英アーム内に新部門を立ち上げる案を軸に検討を進めるという。数千億円規模が見込まれる当初の開発資金はアームの自己資金とソフトバンクGの支援で賄う予定。大量生産体制が確立した後に開発部門をアームから切り出し、傘下に置くことを検討しているという。
2025年春をめどに試作品を完成し、25年秋までの量産体制目指し、すでに台湾のTSMCなどと交渉しているとも伝えた。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース