新興市場銘柄ダイジェスト:Aimingは大幅に3日続伸、リベラウェアがストップ高

材料
2024年7月31日 15時55分

<4479> マクアケ 544 -42

上場来安値。24年9月期の営業損益予想を従来の0.16億円の黒字から0.97億円の赤字(前期実績4.89億円の赤字)に下方修正している。原材料高や物価高を背景にプロジェクト掲載やサポーターの応援購入の動きに一部変化がみられているほか、開始時期が想定より遅れることになったプロジェクト案件が多数発生したため。第3四半期累計(23年10-24年6月)の営業損益は1.14億円の赤字(前年同期実績4.59億円の赤字)で着地している。

<149A> シンカ 838 +36

大幅に反発。自社のコミュニケーションプラットフォーム「カイクラ」がダイハツ工業(大阪府池田市)の総合営業支援システム「Dios」と8月1日からシステム連携を開始すると発表している。Dios内の情報をカイクラに自動登録することにより、ダイハツの販売会社では手動で入力する必要がなくなる。業務効率化に加え、情報漏洩防止や情報の正確性が向上するなどとしている。

<218A> リベラウェア 435 +80

ストップ高。29日に新規上場して公開価格(310円)を上回る454円で初値を付けた後は値を下げていたが、本日は値頃感から買い戻しが入っている。30日に上場したHeartseed<219A>(公開価格1160円、初値1548円)も上伸する一方、26日上場のタイミー<215A>(公開価格1450円、初値1850円)は続落しており、直近の新規株式公開(IPO)銘柄を選別物色する動きになっているようだ。

<3911> Aiming 254 +27

大幅に3日続伸。24年12月期第3四半期累計(24年1-9月)の営業損益予想を2.29億円の赤字と発表している。説明資料によると、スマートフォンゲームの売上増加などで四半期別では第3四半期は5.19億円の黒字になる見通し。第2四半期累計(24年1-6月)の営業損益は7.48億円の赤字(前年同期実績4.19億円の黒字)で着地し、従来予想の8.06億円の赤字から縮小した。広告宣伝費や人員の適正化で業務委託費を抑制したことが奏功した。

<4417> グローバルセキュ 5490 +300

大幅に3日続伸。25年3月期第1四半期(24年4-6月)の営業利益を2.79億円と発表している。説明資料によると、単体ベースの前年同期と比べて44.6%増加した。準大手・中堅・中小企業向けセキュリティサービスのほか、IT企業・SIer向けセキュリティ人材育成、企業向けセキュリティ人材提供など全ての事業ドメインで業績が伸長した。通期予想は15.84億円で据え置いている。

<186A> アストロスケール 727 +11

大幅に3日続伸。米子会社のAstroscale U.S. Inc.がプロジェクト「APS-R」の変更契約を締結し、受注金額が2550万ドル(約38.1億円)から2690万ドル(約41.3億円)に増額したと発表している。APS-Rは軌道上で衛星に燃料補給を実施する衛星のプロトタイプを開発するプロジェクトで、23年9月に米宇宙軍から受注していた。増額分の影響は25年4月期の業績予想に含めていない。26年4月期までの期間にわたり、収益を計上する予定。

《ST》

提供:フィスコ

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