ラクスが大幅反発、25年3月期業績予想及び配当予想を上方修正
ラクス<3923>が大幅高で3日ぶりに反発している。13日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、売上高を483億円から485億円(前期比26.3%増)へ、営業利益を90億円から94億円(同69.1%増)へ、純利益を69億円から73億1000万円(同74.6%増)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を3円90銭から4円10銭へ引き上げたことが好感されている。
主力サービスである「楽楽」シリーズの堅調な新規受注積み上げによりクラウド事業が高成長を維持しているほか、営業活動の強化が奏功しエンジニア稼働率が回復しているIT人材事業も堅調に推移していることが要因。また増収に加えて、費用対効果を重視し支出の精査を行っていることも寄与する。
なお、同時に発表した9月中間期決算は、売上高230億200万円(前年同期比30.2%増)、営業利益46億6000万円(同2.7倍)、純利益36億3000万円(同3.0倍)だった。