サイバーセキが反発、脆弱性情報収集・管理ツールがベネッセコーポレーションに採用
サイバーセキュリティクラウド<4493>が反発している。午後2時ごろ、脆弱性情報収集・管理ツール「SIDfm(エスアイディエフエム)」が「こどもちゃれんじ」「進研ゼミ」などを展開するベネッセコーポレーション(岡山市北区)に採用されたと発表しており、好材料視されている。
「SIDfm」は、脆弱性対応の運用を効率化するツール。OS・アプリケーション・ネットワーク製品の脆弱性情報を世界中から自動で収集・蓄積し、自社に必要な情報だけをすぐに特定できる機能により、対策すべき脆弱性とその対策内容が一目でわかるのが特徴のほか、脆弱性の対処進捗の記録・管理まで行うことができるという。今回の採用に関しては、必要な脆弱性情報を自動で収集し、更にセキュリティーアナリストが専門的な視点で読み解いた日本語の解説が付加された情報を活用できる点や、グループ会社の担当者との間で収集した脆弱性情報の連携を効率化できる点などが評価されたという。