DyDoが急反発、第3四半期営業利益が通期計画上回る
ダイドーグループホールディングス<2590>が急反発している。26日の取引終了後に発表した第3四半期累計(1月21日~10月20日)連結決算が、売上高1801億7200万円(前年同期比9.0%増)、営業利益64億1600万円(同10.8%増)、純利益72億5700万円(同73.7%増)と2ケタ営業増益となり、通期計画を上回って着地したことが好感されている。
主力の国内飲料事業は、昨年11月の自販機の価格改定による販売数量減から回復しておらず苦戦した。一方、海外飲料事業は主力のトルコで躍進が続いているほか、2月にポーランドのヴォサナ社を買収した効果もあって大幅な増収増益となり、業績を押し上げた。
なお、25年1月期通期業績予想は、売上高2400億円(前期比12.5%増)、営業利益44億円(同17.9%増)、純利益49億円(同10.8%増)の従来見通しを据え置いている。