東証グロース市場250指数先物概況:円高やIPOで新興市場への関心が高まり、小幅続伸
11月29日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比1pt高の633pt。なお、高値は635pt、安値は629pt、日中取引高は3862枚。前日28日の米国市場は「感謝祭」の祝日のため休場。本日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比1 pt高の631ptからスタートした。手掛かり材料に欠ける中、為替の円高進行を受け、グロース市場へのローテーション観測が浮上。グロービング<277A>とテラドローン<278A>の新規上場により、手詰まり感の強いプライム市場を避け、新興市場を物色する動きが強まった。薄商いながらも、75日移動平均線付近での下値の強さが確認されると、徐々に買い指値が増加し、小幅続伸となる633ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、ジーエヌアイ<2160>やボードルア<4413>などが上昇した。
《SK》