東証グロース市場250指数先物概況:エンティティー・リストの日本免除を好感
12月3日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比7pt高の643pt。なお、高値は645pt、安値は638pt、日中取引高は3547枚。前日2日の米国市場のダウ平均は反落。雇用統計などの重要経済指標発表を控え調整が強まり、寄り付き後、まちまち。ダウは長期金利の上昇や、中東地政学的リスク、フランスの内閣が不信任の公算で崩壊の危機に直面していることなどが警戒され、終日軟調に推移。ナスダックはハイテクが支援し堅調に推移し、過去最高値を更新、相場はまちまちで終了した。本日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比2 pt高の638ptからスタートした。ナスダックやSOX指数の上昇で、朝方から日本市場全体が堅調に推移。米国で、事実上の禁輸リストとされる「エンティティー・リスト」が発表され、対中半導体規制を強化の一方、日本の免除が伝わったことから、グロース市場にも買い安心感が台頭。午後には上げ幅を拡大し、本日の高値圏となる643ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、GENDA<9166>やウェルスナビ<7342>などが上昇した。
《SK》