ミシガン大指数に株安・円高の反応 先行き不透明感とインフレの粘着を強調
日本時間23時に発表になった3月のミシガン大消費者信頼感指数の確報値を受けて、株安・円高の反応が見られている。信頼感指数が下方修正されたほか、インフレ期待が上方修正された。インフレ期待については、速報値が想定外に強い内容でサプライズとなっていたが、確報値でさらに上振れた格好。市場に広がっている先行きへの不透明感とインフレの粘着がさらに強調された内容ではある。
市場ではリスク回避の雰囲気が広がっており、ダウ平均は一時400ドル超の下げ幅を記録したほか、ドル円は急速に150円割れをうかがう展開が見られている。
NY株式28日(NY時間10:17)(日本時間23:17)
ダウ平均 41917.58(-382.12 -0.90%)
ナスダック 17548.12(-255.91 -1.44%)
CME日経平均先物 36715(大証終比:-295 -0.80%)
米国債利回り
2年債 3.932(-0.058)
10年債 4.276(-0.083)
30年債 4.635(-0.085)
期待インフレ率 2.378(-0.022)
※期待インフレ率は10年債で算出
USD/JPY 150.05 EUR/USD 1.0822 GBP/USD 1.2961
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース