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GameWith---3Q減収なるも、新規事業の売上高は順調に成長

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2025年4月15日 11時06分

GameWith<6552>は9日、2025年5月期第3四半期(24年6月-25年2月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比6.5%減の25.26億円、営業損失が2.17億円(前年同期は1.14億円の利益)、経常損失が2.19億円(同0.91億円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失が2.49億円(同2.72億円の損失)となった。

メディア事業の売上高は前年同期比12.3%減の15.33億円、営業利益は同39.3%減の4.41億円となった。当第3四半期累計期間においては、大型タイトルのリリースが少なかったことによりPV数が減少したことや、広告市況の悪化によりPV単価も低下したことで、「ネットワーク広告」による収益が影響を受けた。「ネットワーク広告」については、同社グループの主力事業にも関わらず成長性が低下していることが課題のため、リソースを投下し最優先で改善に取り組んでいる状況となっている。具体的には、攻略サイトの立上げ本数増加によるPV数増加とPV単価改善施策により再成長を目指している。PV単価改善施策について、広告枠の最適化施策等が良い結果を出しており、第3四半期については回復傾向にある。「タイアップ広告」による収益については、モバイルゲームを中心として新作タイトルのリリースは減少傾向にあるなかで、売上高を維持できている。

eスポーツ・エンタメ事業の売上高は同17.3%減の5.65億円、営業損失は1.83億円(前年同期は1.74億円の損失)となった。第3四半期累計期間においては、クリエイターマネジメントの縮小及びeスポーツにおけるスポンサーの切り替えタイミングによる影響等により、前年同期比で売上高が減少しているものの、直近新規スポンサーの獲得が順調にできている。また、運営するeスポーツチームにおいて主力の「VALORANT部門」について、中国・成都で開催されたオフシーズン公認大会「VALORANT Radiant Asia Invitational」に国内チームから唯一参加し、新体制のチームで強豪を破り準優勝、2025年1月から始まったアジアリーグでも強豪チームに対して勝利を収めるなど、今後の活躍が期待できる状況となっている。チームの勝利が売上高向上につながるため、今後の成長も期待し、引き続き注力していくとしている。

その他の売上高は同58.9%増の4.27億円、営業損失は1.97億円(同1.63億円の損失)となった。新規事業として、企業理念である「ゲームをより楽しめる世界を創る」を実現するため、ゲームに関する様々な事業を行っている。現状は、NFT事業とeスポーツに特化した光回線事業の主に2つに注力している。当第3四半期累計期間においては、4.5周年を迎えアプリの累計ダウンロード数が200万を超えるNFTゲーム「EGGRYPTO」について、他社IPコラボイベントの継続的な実施などにより、売上高は前年同期比で成長した。光回線事業については、引き続き新規ユーザー獲得のためプロモーションを積極的に実施しており、順調に申込者数を獲得している。

2025年5月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比0.1%~14.4%増の35.00~40.00億円、営業損益が2.00億円の損失~2.00億円の利益(前期比198.0%増)、経常損益が2.20億円の損失~1.80億円の利益(同292.3%増)、親会社株主に帰属する当期純損益が2.50億円の損失~1.50億円の利益とする期初計画を据え置いている。

《AK》

提供:フィスコ

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