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【クラファン】NVIDIA Inception採択 “生成AIベース”社内向けシステム受託開発のオクシリア、6月8日募集開始

経済
2025年6月6日 11時25分

生成AIをベースとした社内向けシステムの受託開発を手掛けるオクシリア株式会社(東京都千代田区)が、株式投資型クラウドファンディング(普通株式型)による出資を募集します。申し込みは6月8日19時開始を予定しています。

・ 普通株式型
・ 目標募集額:800万円、上限募集額:6000万円
・ エンジェル税制あり(優遇措置A)
・ みなし時価総額:2億円
・ 類似上場企業:VRAIN Solution <135A> [東証G]、L is B <145A> [東証G]、ソラコム <147A> [東証G]、情報戦略テクノロジー <155A> [東証G]、Will Smart <175A> [東証G]
※「みなし時価総額」はミンカブ編集部が「発行済み株式数×募集株式の払込金額」により試算

企業の課題解決に貢献するAIシステム

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(出典:FUNDINNO)

オクシリアの桝田秀章代表はカリフォルニア大学デイビス校留学後の1995年、電通中部支社に「2人目のウェブ専任社員」として採用され、多数のグローバルメーカーのウェブサイトやシステムの設計~運用を担当しました。

2009年に独立し、ECサイト構築やウェブマーケティングを支援するブルッフラを設立。電通時代の実績や評判を元に、メガバンクや大手通信教育会社など多くの大手企業のウェブサイト構築と事業成長を支援してきました。

2023年ごろからAI関係の引き合いが急増し、2024年、大手流通グループのAI業務支援システム構築への参画をきっかけに、世界的なAI市場の拡大を予想し、同年12月にオクシリアを設立しています。

同社は生成AIをベースとした社内向けシステムの受託開発事業を展開しています。

設立後、数カ月で大手企業との案件を多数獲得しており、大手証券会社傘下のシンクタンクより受注開発した社内マッチングシステムでは、要件定義から納品まで約3カ月で開発。スピーディーな開発体制により、短期間で売上を上げるビジネススキームを構築しています。「また、上流工程からの設計提案や完成後の外販戦略立案まで一気通貫で対応できる高い技術力と提案力を評価いただいています」(同社)。

今後はこうした開発ノウハウをSaaSシステムに転換し、「スキル集積AI」としての提供を目指しています。これは企業内の熟練者のスキルやノウハウをAIに学習させ、技術継承や新人教育を効率化するプラットフォームであり、人材不足や技術継承の課題を抱える企業へ、革新的なソリューションを提供するものです。

AI市場は2028年に約2.8兆円、年平均成長率(CAGR)約30.6%(2023~2028年)を見込む一方、企画やマーケティングに精通し、企業の課題解決に貢献するシステム開発企業は少数だといいます。「弊社はこれまでに培った技術力と知見を元に、独自性の高いポジションで事業成長を目指してまいります」(同社)。

同社は「成長のための課題」「解決方法」として以下を挙げています。

【成長のための課題】

・エンジニア人材の採用広報やクラウドサービスの契約コストの高さ

・SES(システムエンジニアリングサービス)や受託開発の売上だけでの開発スピードの遅延

【解決方法】

・資金調達により開発を加速。増加するAIサービス需要に対する供給を実現

深刻化する労働力不足、しかしAI活用は進まず…

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(出典:FUNDINNO)

日本では深刻な少子高齢化により、2030年に約644万人の労働力不足が見込まれているほか、リモートワークの浸透で社員間の結び付きが弱まり、ノウハウやスキル継承が困難になる懸念があると同社は考えています。

こうした課題解決に向けて、AIの利活用が期待されるものの導入は進んでおらず、AIを活用している日本企業は2024年9月時点で約17.3%。特に大企業で導入が進まない理由は、精度と信頼性への高い要求だといいます。

融資判断や品質管理、医療診断などわずかなミスが人命や巨額の損失に直結する領域では、AI出力の誤りは許されず、特に企業内の大量情報をAIで正確かつ迅速に処理するには、チャンク分割やベクトル化など高度なデータ処理技術が不可欠に。「弊社は高度な技術力と実績により、高精度かつ高信頼なAI基盤を構築し、社会課題の解決に取り組んでいきます」(同社)。

市場の魅力・事業内容・特徴・ビジネスモデル

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(出典:FUNDINNO)

同社によると、AIシステム市場は急速な成長フェーズに突入しており、国内の市場規模は2024年の約1兆円(前年比約41.6%増)から2028年には約2.8兆円に、2023~2028年のCAGRは約30.6%に上る見込みだといいます。

AIを動かす基盤構築の領域は超大手企業による寡占があり、AIを実際に「活用する側」では、自社でAIを構築し、チャットサービスを展開する企業群とそれをカスタマイズ・代理販売する企業群に大別され、AIを活用した「企画」「マーケティング」に特化したプレイヤーは少ないと同社は見ています。

「弊社は技術力・カスタマイズ能力・マーケティング力を生かし、さまざまな既存サービス・システムの『インターフェースをAI化』することを目指します。業界においても新たな価値提案であり、独自のポジショニングとなると考えています」(同社)

同社は企業が直面する人材不足やスキル継承の課題に対し、SES、受託開発、SaaSの3つの事業軸でソリューションを提供しています。

今後の成長ドライバーとしていくのが、企業の知見をAIに蓄積・活用する「スキル集積AI」サービスであり、これは企業に日々蓄積される膨大な文書・ノウハウ・手順・暗黙知をAIモデルに学習させて、独自の業務ノウハウや知見を誰でも再利用できるようにする仕組みです。

例えば、製造業では熟練技術者の暗黙知や手順をAIが学び、新人教育やトラブル時の対応支援に活用が可能。この仕組みを高度化すれば、医療・司法・会計など専門的な領域でも専門家の意思決定を支援するAIとしての展開が期待されます。

「現在、顧客ヒアリングとプロトタイプ設計を並行して進めており、来期中のローンチを目指して、社内外のリソースを投下しながら開発体制を強化しています」(同社)

受託開発の実績としては、大手証券会社系シンクタンク向けの、社内交流を促進するAIプラットフォームがあります。社員の趣味・嗜好データをAIが解析し、相性の良い社員をマッチングしつつ、飲食店やイベント情報と連携し、最適な交流機会を自動提案する仕組みにより、若手のエンゲージメント向上などにつながったそうです。

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(出典:FUNDINNO)

同社は創業初期から、Sier(システムインテグレーター)などを介さずに大手企業との直接契約を獲得しています。同社は、複数のAIエンジンや既存システムをシームレスに統合し、独自の業務ワークフローやアプリケーションを迅速に構築できるといい、以下の優位性があるそうです。

①自然言語処理・画像認識・予測分析など用途に応じて複数のAIモデルを柔軟に組み合わせ、最適な業務フローを設計・構築

②導入企業が保有する既存のデータベースやSaaSと連携可能で、データ移行や二重管理の負担を大幅に削減

③大手企業の膨大な情報にも対応できるデータの検索精度の高さ

④大手証券会社系シンクタンクからの受託案件では、要件定義~納品を約3カ月で完了。迅速な開発体制により、短期間で売上を創出するビジネススキームを構築

⑤設計提案から開発、納品後の外販戦略立案まで一気通貫で対応。電通やブルッフラで培った企画・マーケティング力が強み

「弊社は単なる開発ベンダーではなく『事業パートナー』として、企業ごとのAI活用を支援していきます」(同社)

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(出典:FUNDINNO)

今後、SESと受託開発事業を通じた短期的なフロー収益を基盤としつつ、「スキル集積AI」により、サブスクリプション中心のストック型の安定収益モデルへ移行する方針です。

開発体制については、大手地方銀行グループ企業などとの業務提携を通じて、高度なAI人材を安定的に確保する体制を構築。必要な人員は案件ごとにSESで集めることで、赤字リスクの回避、人件費などの固定費抑制、優秀な人材の囲い込みや転用が可能だといいます。「従来のSES型ビジネスモデルでは、社内にスキルや知見が蓄積されにくいという課題がありましたが、『スキル集積AI』はその課題を解消する新たなアプローチとなります」(同社)。

今後の成長に向けて

(1)将来はIPOを計画

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(出典:FUNDINNO)

(2)計画

【2025年11月期】初年度から6000万円・黒字の売上基盤を構築

まずはAI系、クラウド構築系のSES事業で売上・利益を確保しつつ、優秀な人材の囲い込みとクライアントとの関係性の構築を目指して、今後の売上基盤となる「スキル集積AI」の開発に注力していく計画です。

【2026年11月期】AI SaaSサービス提供開始

SaaSシステム「スキル集積AI」の第1段階開発を完了・提供を開始する計画です。各種マニュアル整備やテストマーケティングなども行い、サービス拡大の準備を整えながら、SES事業の売上に請負開発売上も加えて、販売チャネルを増やしていくとしています。

【2027年11月期】AI SaaSサービス本格化・体制強化

本格的に「スキル集積AI」を中核としたストック型ビジネスモデルへと移行し、顧客基盤の急速な拡大を目指します。同時に、営業体制・カスタマーサクセス(サポート)体制を確立、間接部門も含め会社組織の骨格を作り上げていく計画です。

【2028年11月期】体制を確立し、全力疾走できる組織に

SaaS事業の代理店制度を整備し、SaaS売上の拡大を図っていく計画です。

【2029年11月期】IPO準備開始・ブランディング強化

2028年度の方針を維持しつつ、改善・拡大し、2031年11月期の東証グロース上場を見据えた施策を行っていく計画です。セールスプロモーションや、IPOまで見越したメディアでのブランディング施策などを本格化させていくとしています。

【2030年11月期】IPOに向けた手続きを本格化

IPOに向けた上場申請やIR広報の体制などを確立しつつ、間接部門ではクラウドとBPOを駆使してコストの最適化を進めて、上場に耐え得るバックオフィスの構築を想定しています。

【2031年11月期】IPO・海外進出

AIモデルの多言語対応と政府との連携を進めて、アジア市場からのグローバル展開も視野に入れています。

類似上場企業(業態やサービス・製品などで類似性の見られる企業)

・VRAIN Solution <135A> [東証G]

・L is B <145A> [東証G]

・ソラコム <147A> [東証G]

・情報戦略テクノロジー <155A> [東証G]

・Will Smart <175A> [東証G]

発行者・募集情報

■募集株式の発行者の商号及び住所、資本金等

オクシリア株式会社

東京都千代田区丸の内1-11-1 パシフィックセンチュリープレイス8F

資本金:1,000,000円(2025年5月2日現在)

発行済株式総数:100株(同)

発行可能株式総数:10,000株

設立日:2024年12月4日

決算日:11月30日

※2025年5月22日を効力発生日として、1株を200株とする株式分割に伴う発行済株式総数及び発行可能株式総数の変更を株主総会にて決議しており、登記申請中。登記完了後の発行済株式総数は20,000株、発行可能株式総数は1,000,000株となる。

■募集株式の発行者の代表者

代表取締役 桝田秀章

■募集株式の種類及び数(上限)

普通株式 6,000株

■募集株式の払込金額

1株当たり 10,000円

■資金使途

・目標募集額達成時の資金使途内訳

調達額800万円を以下の目的に充てる予定。

開発外注費 624万円

手数料 176万円

・上限募集額達成時の資金使途内訳

上記に追加し、調達額5,200万円(目標募集額800万円と上限募集額6,000万円との差額)を以下の目的に充てる予定。

開発外注費 4,056万円

手数料 1,144万円

■投資金額のコース及び株数

100,000円コース(10株)

200,000円コース(20株)

300,000円コース(30株)

400,000円コース(40株)

500,000円コース(50株)

1,000,000円コース(100株)

2,000,000円コース(200株)

3,000,000円コース(300株)

4,000,000円コース(400株)

5,000,000円コース(500株)

10,000,000円コース(1,000株)

※特定投資家口座以外からの申し込みの場合、500,000円コース(50株)までしか申し込みできない。特定投資家口座からの申し込みの場合、10,000,000円コース(1,000株)を上限とする。

■申込期間

2025年6月8日~6月20日

■目標募集額

8,000,000円(上限募集額 60,000,000円)

※特定投資家口座全体からの申し込みの上限は48,000,000円とする。

■払込期日

2025年7月14日

■連絡先

オクシリア株式会社

電話番号:03-6775-9192

メールアドレス:ai-aux@auxilium.tokyo

※本株式投資型クラウドファンディングの詳細については、FUNDINNOの下記ページをご覧ください。

〈来期売上約2倍計画〉NVIDIA Inception採択。熟練社員の“暗黙知”を資産に。人手不足・技術継承に悩む企業に広げる生成AI SaaS

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