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【クラファン・優待】ノーコードのデジタルツアー作成SaaS Revolution of Kitten、6月10日募集開始

経済
2025年6月9日 13時50分

観光地などへのデジタルツアー作成SaaSを手掛ける株式会社Revolution of Kitten(東京都中央区)が、株式投資型クラウドファンディング(普通株式型)による出資を募集します。申し込みは6月10日19時30分開始を予定しています。

・ 普通株式型
・ 目標募集額:1100万円、上限募集額:5000万円
・ エンジェル税制あり(優遇措置A及びプレシード・シード特例適用)
・ 株主優待あり:ツアー作成に使用できる、特殊カメラを用いた撮影を特別割引で提供
・ みなし時価総額:2億円
・ 類似上場企業:CRIミドルウェア <3698> [東証G]、カヤック <3904> [東証G]、シリコンスタジオ <3907> [東証G]、Jストリーム <4308> [東証G]、ピービーシステムズ <4447> [東証G]
※「みなし時価総額」はミンカブ編集部が「発行済み株式数×募集株式の払込金額」により試算

世界中の旅行愛好家が集う「場」へ

【タイトル】

(出典:FUNDINNO)

Revolution of Kittenの近藤幸一代表は、2002年上場のザイオン(現:クオンタムソリューションズ <2338> [東証S])取締役として、インターネットにおけるコンサルティング事業に10年以上従事。中国やインド、ベトナムのエンジニアとアプリやサービスを立ち上げた経験があります。

2017年にフィリピンのソフトウェア開発会社Revolution of Kitten Inc.のCEO(最高経営責任者)に就任。ロボット向けアプリ開発などに携わる中で「誰もがもっと手軽に世界の人と出会うことのできるサービスを作りたい」と2023年8月に日本企業を設立しました。

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(出典:FUNDINNO)

Revolution of Kittenは、博物館や美術館、世界中の観光地へのバーチャルツアーをノーコードで簡単に作成できるデジタルツアー作成SaaS「Virtual Traveler」を展開しています。

国内博物館の約9割が赤字経営となる中、その解決策として、施設のデジタル化によるオンライン上での集客、マネタイズが有効である一方、デジタル化やオンラインツアーの仕組み作りには専門スキルが必要になるなど多くの課題があると同社は考えています。

「Virtual Traveler」では、特殊カメラで撮影した3D空間があればすぐにツアーの作成が可能。ツアーはオンラインでシェアすることができ、物理的制約や言語の壁を越えて楽しめるほか、観光地や博物館以外に不動産の内見や工場見学にも活用できます。

「Virtual Traveler」は2024年11月にベータ版、2025年4月に正式版をローンチ。ベータ版から現在まで、世界遺産のエジプト・アブシンベル神殿など世界各地で17社がツアーを公開・制作しており、事業パートナーとして、正式契約の4社、協議中の1社が協力しています。

「Virtual Traveler」で作成したツアーを有料コンテンツとしてチケット販売するなどのビジネスモデルは特許を取得。「将来的には、世界中の旅行愛好家が会員となるコミュニティを作り、旅という非日常でさまざまな価値観を体験できる新しい軸のSNSとして展開できると期待しています」(同社)。

同社は「成長のための課題」「解決方法」として以下を挙げています。

【成長のための課題】

・サービスの認知度向上

・コンテンツ制作力のアピール

【解決方法】

・同社サービスに対応する3D空間を所有する全世界の企業へ向けたプロモーション

・サービスやバーチャルツアーの内容をイメージできるデモコンテンツの拡充

「観光地までの距離」などがネックに…

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(出典:FUNDINNO)

同社によると、国内の博物館の約9割が赤字経営に直面している一方、ある博物館がクラウドファンディングで約9億円を集めた事例もあるなど、「デジタルを通じた支援の可能性」が注目されています。「弊社は博物館とファンをつなぐ手段として、施設のデジタル化とオンラインツアーの仕組み化を推進し、新たな収益源の創出に貢献していきます」(同社)。

博物館などの施設の集客化には、大きく2つの課題があるそうです。

美術館に行かない理由を聞いたアンケートでは「近くに美術館がない」と答えた人が約41%に上るなど「観光地までの距離」をネックに感じる人が多いといいます。一方で、物理的な制約の解決策としてオンラインツアーは有効ではあるものの、集客スキルや制作スキルが必要になり、開催者には高いハードルがあるそうです。

「『Virtual Traveler』は、こうした課題を解決しつつ気軽にツアーをオンラインで楽しむという新しい旅行体験を提案します」(同社)

市場の魅力・事業内容・ビジネスモデル・特徴

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(出典:FUNDINNO)

同社によると、映画やアニメ、漫画などの制作・流通を担うコンテンツ産業の世界収益は2025年に約2.5兆ドル超へ成長。プラットフォームを介して配信・アクセスができるようになるデジタル化コンテンツは、2026年に全コンテンツの約70%を占める見込みです。

「弊社は、バーチャルツアーで世界中の人と旅行を楽しめるコミュニティや新しい体験価値を提供できるプラットフォームとして、ツアーに参加するエンドユーザーを組み込んだSNSサービスとしても成長していきます」(同社)

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(出典:FUNDINNO)

「Virtual Traveler」は特別なアプリやツールは不要で、PCやスマートフォンのブラウザ上から参加可能。専用カメラで撮影するだけで3D空間を生成できるデジタルツイン(※)プラットフォーム技術を利用し、参加者は3Dモデル内を自由に動くことができます。

また、いつでも1人で参加できるセルフツアー、友人や家族との複数人ツアー、ビデオ通話でガイドの解説を聞きながら回るガイドツアーなどがあり、移動した地点に応じて、テキストや画像、動画、音声などの表示・再生が可能。場所や展示品に関するクイズを楽しむこともできます。

※現実世界に存在する空間や建物を双子(ツイン)のようにデータで再現する技術(同社注)

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(出典:FUNDINNO)

これまでの売上は主に受託開発によるものでしたが、今後、2025年4月に正式ローンチした「Virtual Traveler」事業が取って代わる予定です。

「Virtual Traveler」は無料版を含む6つのサブスクリプションプランを展開。一部プランでは、旅行者がチケットを購入して参加する有料ツアーを作成することができます。

旅行者が観光施設や旅行会社から有料チケットを購入し、同社がチケット料金回収を代行した後、観光地や博物館に収益を分配する仕組みとしており、今後は有料ツアー機能が使用できるBusinessプランユーザーの増加に向けて広告施策などを行う予定です。

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(出典:FUNDINNO)

「Virtual Traveler」はノーコードで利用でき、SNSに投稿する感覚で簡単にバーチャルツアーの設定・シェアが可能。従来のオンラインツアーはストリーミング形式のため、画質に限界がありましたが、ツアー開始時にデータをすべて読み込むことで3D・4K画質を実現しているそうです。

同社のチームは米企業で長年、空間3Dスキャン技術を活用したシステムの受託開発を担った経験があり、開発力とノウハウが強みだといいます。「競合の参入前に、弊社がデジタルツインによるバーチャルツアーの第一想起としての地位を確立したいと考えています」(同社)。

今後の成長に向けて

(1)将来はIPOを計画

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(出典:FUNDINNO)

(2)短期計画

広告による認知向上とユーザー数の拡大を図り、サブスクリプションの契約数の増加に注力していく計画です。

提携パートナーとのさらなる市場開拓も推進し、3D空間による企業プロモーションとしての工場見学やトレーニングなどのデジタル企画ニーズに対しても積極的に宣伝を行う方針です。

(3)中長期計画

2026年以降は、機能の追加実装や広告ビジネスを通して、プラットフォームとしての成長に注力していく計画です。

また、ツアーコンダクターの応募制度や、SNS投稿をする感覚でおすすめスポットを紹介できる場の提供などにより、YouTuberやインフルエンサーの参入も促すとしています。

「2028年以降はXRを用いたリアル体験の実現に着手します。VR(仮想現実)機器対応の没入感のあるツアーの提供や、AR(拡張現実)技術を活用し、現地の映像上でバーチャルガイドに案内をしてもらうサービスなども検討しています」(同社)

類似上場企業(業態やサービス・製品などで類似性の見られる企業)

・CRI・ミドルウェア <3698> [東証G]

・カヤック <3904> [東証G]

・シリコンスタジオ <3907> [東証G]

・Jストリーム <4308> [東証G]

・ピー・ビーシステムズ <4447> [東証G]

株主優待

【基準日】

毎年8月末日

【優待内容】

「Virtual Traveler」でのツアー作成に使用できる、特殊カメラを用いた撮影を特別割引で提供

・20~39株保有:撮影1時間分無料

・40~59株保有:同2時間分無料

・60~79株保有:同3時間分無料

・80株以上保有:同4時間分無料

<1空間の撮影における参考価格>

1時間:3,750円(税抜き)

1日(10時間程度):37,500円(同)

※空間の規模によって撮影時間は変動する。

【申し込み方法】

・基準日経過後、メールで詳細を案内する。その際に同社お問い合わせアドレスまで「株主優待を利用する」と知らせる。

・申し込み時の氏名・住所と株主名簿の氏名・住所を照合して利用の確認をする。

【注意事項】

・利用時の交通費などの実費は対象外。

・1人、1年に1回限りの優待。

・優待内容は変更や廃止になる場合がある。

発行者・募集情報

■募集株式の発行者の商号及び住所、資本金等

株式会社Revolution of Kitten

東京都中央区新川二丁目17-15-903

資本金:1,000,000円(2025年4月18日現在)

発行済株式総数:100株(同)

発行可能株式総数:10,000株

設立日:2023年8月23日

決算日:7月31日

※2025年5月30日を効力発生日として、1株を200株とする株式分割に伴う発行済株式総数及び発行可能株式総数の変更を決議しており登記申請中。登記完了後の発行済株式総数は20,000株、発行可能株式総数は1,000,000株となる。

■募集株式の発行者の代表者

代表取締役 近藤幸一

■募集株式の種類及び数(上限)

普通株式 5,000株

■募集株式の払込金額

1株当たり 10,000円

■資金使途

・目標募集額達成時の資金使途内訳

調達額1,100万円を以下の目的に充てる予定。

広告宣伝費 300万円

開発費 558万円

手数料 242万円

・上限募集額達成時の資金使途内訳

上記に追加し、調達額3,900万円(目標募集額1,100万円と上限募集額5,000万円との差額)を以下の目的に充てる予定。

開発費 2,000万円

広告宣伝費 1,042万円

手数料 858万円

■投資金額のコース及び株数

100,000円コース(10株)

200,000円コース(20株)

300,000円コース(30株)

400,000円コース(40株)

500,000円コース(50株)

1,000,000円コース(100株)

2,000,000円コース(200株)

3,000,000円コース(300株)

4,000,000円コース(400株)

5,000,000円コース(500株)

10,000,000円コース(1,000株)

※特定投資家口座以外からの申し込みの場合、500,000円コース(50株)までしか申し込みできない。特定投資家口座からの申し込みの場合、10,000,000円コース(1,000株)を上限とする。

■申込期間

2025年6月10日~6月20日

■目標募集額

11,000,000円(上限募集額 50,000,000円)

※特定投資家口座全体からの申し込みの上限は40,000,000円とする。

■払込期日

2025年7月14日

■連絡先

株式会社Revolution of Kitten

電話番号:070-6439-0615

メールアドレス:info@virtualtraveler.jp

※本株式投資型クラウドファンディングの詳細については、FUNDINNOの下記ページをご覧ください。

〈国立の博物館も採用〉リリース2カ月で9か国へ導入。“空間を収益化”するデジタルツアーSaaSで赤字経営に悩む博物館を救う

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