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【クラファン・優待】石垣島密着 食材の仕入れ~販売を一体展開 EternityFoods、6月11日募集開始

経済
2025年6月9日 17時05分

沖縄・石垣島で地域密着型ビジネスを展開する株式会社EternityFoods(沖縄県石垣市)が、株式投資型クラウドファンディング(普通株式型)による出資を募集します。申し込みは6月11日19時30分開始を予定しています。

・ 普通株式型
・ 目標募集額:600万円、上限募集額:4200万円
・ エンジェル税制あり(優遇措置B)
・ 株主優待あり:石垣島特産物の詰め合わせセットを提供
・ みなし時価総額:1億円
・ 類似上場企業:ベースフード <2936> [東証G]、サンクゼール <2937> [東証G]、Mマート <4380> [東証G]、フーディソン <7114> [東証G]、ミクリード <7687> [東証G]
※「みなし時価総額」はミンカブ編集部が「発行済み株式数×募集株式の払込金額」により試算

石垣島の「食」のインフラ構築を目指す

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(出典:FUNDINNO)

EternityFoodsの服部大勇代表は飲食店経営会社で役員として活躍。最盛期に年商15億円あった同社の経営に携わりながら、エリアマネージャーとして6店舗を運営した経験があります。

退職後、2013年に石垣島へ移住し、経営幹部として地元企業に勤務。飲食店の複数店舗の立ち上げと運営をする中で、島内の多くの農家や飲食店で経営体制が未整備であることなど特有の課題や事業機会を実感、2022年7月にEternityFoodsを設立しました。

同社は石垣島を拠点に、地元農家との専属契約による安定供給の下、仕入れから食品加工・販売を一体的に展開しています。主力事業である飲食店向けの仕込み代行業のほか、観光客向けの総菜販売や規格外フルーツの加工・卸売の3本柱で島内の「食」のインフラ構築を推進しています。

現在は島内外の30社(38店舗)への仕込み代行を行い、累計十数億円の売上に貢献。また、大手航空会社グループ企業が運営する石垣空港内の売店への商品納入や、プロ野球球団のキャンプ向けのケータリング提供など多様な実績があります。

「地域に根差したコミュニティ作りを重ねた結果、設立3期目となる今期売上高は1億円を突破する見込みです(2025年4月までの今期実績:約8466万円)」(同社)

2025年内に那覇に工場を新設し沖縄本島へ進出するほか、toC向け宅食サービスを立ち上げ、収益チャネルを拡大させる計画です。将来的には、これらすべてをビジネススキームとしてマニュアル化し、他の離島地域への横展開も視野に。「最終的には、これらの成長戦略を通じて企業価値を高め、M&AによるExitを目指してまいります」(同社)。

同社は「成長のための課題」「解決方法」として以下を挙げています。

【成長のための課題】

・生産者と卸先双方からの多くの需要に供給体制が追いついていない

【解決方法】

・加工工場の増築による生産能力の拡大

・調達チームの拡大による原材料確保と供給体制の強化

オーバーツーリズムで飲食業界の人手不足が深刻化

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(出典:FUNDINNO)

石垣島産のマンゴーやパイナップル、石垣牛などのブランド食材の市場価値は高いものの、生産現場では、規格外品の処理や若手農業者・後継者不足などの課題が全国の傾向以上に深刻だといいます。

また、石垣島は年間140万人以上が訪れる人気観光地である一方、オーバーツーリズムの影響により、飲食業界では慢性的な人手不足が課題に。仕込み作業のためにやむなく休業日を設ける飲食店も少なくないといい、「機会損失が日常的に発生している現場を私たちはこれまで数多く目の当たりにしてきました」(同社)。

同社は「大手資本が入りづらい地方の1次産業を支える存在」としてのポジションを目指しており、小規模農家との専属契約による経営支援から規格外品の積極的な活用による食品ロスの削減、飲食店の仕込み代行による生産性向上までを一気通貫で行っています。

市場の魅力・事業内容・特徴・ビジネスモデル

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(出典:FUNDINNO)

同社によると、石垣島では、観光業など第3次産業の就業者が全体の4分の3近くを占め、観光消費額は推定約1250億円。2025年4月には、コロナ禍で長く運休していた石垣-香港線も再開し、インバウンド需要の回復が見込まれるそうです。

同社は仕込んだ地元食材を飲食店に提供することで、観光需要の高まりに対し、地域ならではの魅力ある食体験を提供しつつ、供給が追いついていない現場への安定した商品供給を実現できるといいます。

規格外品として廃棄されるフルーツや畜産物も、高付加価値商品として販売できると考えており、M&AによるExitを目指して、「綿密なコミュニケーションが重要となる地域ビジネスを確立させながら、食品ロス削減や持続可能な食材調達を請け負う企業として、さらに独自性を確立してまいります」(同社)。

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(出典:FUNDINNO)

同社は、生産者から仕入れた食材を飲食店や消費者のニーズに合わせて加工する3つの事業を展開しています。

【飲食店向け仕込み代行】

食材の調達から下処理、調理の一部までを代行し、人手不足に悩む飲食店の業務負担を軽減、効率的な店舗運営を支援しています。現在は島内外の飲食店約30社(38店舗)にサービスを提供しています。再肥育された母牛を活用した石垣牛パテは月間6000~8000枚を製造・販売する主力商品です。

【空港向け総菜販売】

大手航空会社のグループ企業が運営する石垣空港内の売店で、地元食材を活用した商品を提供しています。企画から加工、販売まで一貫して手がけており、今後は沖縄本島や他離島の空港への展開も検討中です。

【規格外フルーツの加工・卸売】

島内の農家と契約し、パイナップルやマンゴーなど市場に出せない規格外品を買い取り加工・販売を行っています。これまでにアイスキャンディやカットフルーツを15社に卸販売しています。

「今後は仕入れ・加工・販売のノウハウを生かし、各家庭向け宅食サービス事業の立ち上げや直営飲食店の展開も計画しています」(同社)

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(出典:FUNDINNO)

同社は自社の強みとして、小ロットでも受注できる柔軟性を挙げています。大量生産・大量販売が主流の食品業界で、この機動性は多くの事業者から高評価を得ており、石垣牛バーガー専門店「Heartland」では、仕込み代行サービス導入後に営業時間を延長し、売上が前年比約25%増加したそうです。

また、島内での事業展開により、物流コストを抑制できるほか、地元農家や飲食店との顔の見える関係構築が信頼獲得に直結。「地域密着型の人脈とノウハウは大手資本などの新規参入者には容易に模倣できない参入障壁であると考えています」(同社)。

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(出典:FUNDINNO)

同社は生産者との専属契約を起点に、安定的な原材料調達の仕組みを構築しています。規格外品も含め原材料は自社工場で加工し、飲食店への提供のほか、弁当販売や宅食サービスなど自社での製品展開まで一貫して行っています。

製造現場では、主婦層中心の人材による地域密着型の体制を構築。地元ならではの調理法や味付けをスピーディに再現し、雇用確保にも貢献しています。「25名体制で稼働しており、高い柔軟性と対応力を実現していると自負しています」(同社)。

また、「仕込み代行」を単なるアウトソーシング事業ではない「飲食コンサルティング」へと発展させており、収益構造の見直しとして同社製品の導入前後でのコスト・収益比較データを提示することで、実効性ある支援を可能としています。

今後の成長に向けて

(1)将来はM&A Exitを計画

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(出典:FUNDINNO)

(2)計画

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(出典:FUNDINNO)

短期的には、設備投資とマーケティングの強化を推進していく計画です。

事業展開としては那覇市への進出が既に具体化しており、工場の設立場所が決定したほか、同社の仕込み代行を利用している飲食店が、2025年秋にオープン予定の大型フードホールへ出店することが決まっています。

「これは300社の応募の中から、18社のうちの1社に選定されたもので、弊社の安定的な仕込み代行体制と石垣牛のブランド力も採用に貢献したのではないかと、喜びの声を頂きました」(同社)

また、新たにBtoC事業として、島内の各家庭向け宅食サービスの展開にも注力していく方針です。

中長期的には、既存のビジネスモデルを沖縄県内の離島へ横展開することを計画。宮古島や奄美大島など近隣離島へ事業領域を拡大し、各島の特色ある食材を最大限に活用して、年間1島のペースで展開していく予定です。

類似上場企業(業態やサービス・製品などで類似性の見られる企業)

・ベースフード <2936> [東証G]

・サンクゼール <2937> [東証G]

・Mマート <4380> [東証G]

・フーディソン <7114> [東証G]

・ミクリード <7687> [東証G]

株主優待

【基準日】

毎年8月末日

【優待内容】

同社が仕入れ・製造を行う石垣島特産物の詰め合わせセットを提供する。

・10~19株保有:2000円相当の詰め合わせセット(年1回)

パイナップル・石垣島産黒毛和牛ハンバーグ等(6月ごろ)

・20~39株保有:5000円相当の詰め合わせセット(年1回)

パイナップル・石垣島産黒毛和牛ハンバーグ等(6月ごろ)

・40~99株保有:各5000円相当の詰め合わせセット(年2回)

パイナップル・マンゴー(6月ごろ)、石垣牛100%ハンバーグ(12月ごろ)

・100株以上保有:各5000円相当の詰め合わせセット(年2回)

パイナップル・マンゴー(6月ごろ)、石垣牛100%ハンバーグ・ステーキ(12月ごろ)

【申し込み方法】

・基準日経過後、メールで申し込み方法を案内する。同社メールアドレスや電話、お問い合わせフォームからの申し込みを想定。

・申し込み時の氏名・住所と株主名簿の氏名・住所を照合して利用の確認を行う。

【注意事項】

・優待商品は申し込み受付後、冷凍便で順次発送する。

・優待内容は変更や廃止になる場合もある。

発行者・募集情報

■募集株式の発行者の商号及び住所、資本金等

株式会社EternityFoods

沖縄県石垣市浜崎町二丁目2番地2 金城アパート203号室

資本金:1,000,000円(2025年4月11日現在)

発行済株式総数:10,000株(同)

発行可能株式総数:1,000,000株

設立日:2022年7月7日

決算日:6月30日

■募集株式の発行者の代表者

代表取締役 服部大勇

■募集株式の種類及び数(上限)

普通株式 4,200株

■募集株式の払込金額

1株当たり 10,000円

■資金使途

・目標募集額達成時の資金使途内訳

調達額600万円を以下の目的に充てる予定。

人件費 468万円

手数料 132万円

・上限募集額達成時の資金使途内訳

上記に追加し、調達額3,600万円(目標募集額600万円と上限募集額4,200万円との差額)を以下の目的に充てる予定。

設備投資 1,000万円

食材調達費 1,376万円

人件費 432万円

手数料 792万円

■投資金額のコース及び株数

100,000円コース(10株)

200,000円コース(20株)

300,000円コース(30株)

400,000円コース(40株)

500,000円コース(50株)

1,000,000円コース(100株)

2,000,000円コース(200株)

3,000,000円コース(300株)

4,000,000円コース(400株)

5,000,000円コース(500株)

10,000,000円コース(1,000株)

※特定投資家口座以外からの申し込みの場合、500,000円コース(50株)までしか申し込みできない。特定投資家口座からの申し込みの場合、10,000,000円コース(1,000株)を上限とする。

■申込期間

2025年6月11日~6月20日

■目標募集額

6,000,000円(上限募集額 42,000,000円)

※特定投資家口座全体からの申し込みの上限は33,600,000円とする。

■払込期日

2025年7月14日

■連絡先

株式会社EternityFoods

電話番号:050-3575-4576

メールアドレス:ishigaki-island@eternityfoods.org

※本株式投資型クラウドファンディングの詳細については、FUNDINNOの下記ページをご覧ください。

〈設立3年で売上1億円超見込〉離島の救世主がつくる地域創生の成功モデル。“ブランド食材×食のインフラ”でオーバーツーリズムに挑む

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