石油需要は2040年まで成長との見方
米大手証券のアナリストによると、世界の石油需要は、エネルギー需要の増加と低炭素技術の拡大における課題に押し上げられ、2040年まで成長すると予想されるとの見方を示した。需要は昨年の日量1億350万バレルから日量1億1300万バレルに達すると予測されている。
ジェット燃料と石油化学製品の代替手段が限られていること、AIによる押し上げ効果、そして世界全体のエネルギー需要の増加が石油を低炭素代替品に置き換えるペースを上回ると予想されることが背景にある。
同銀のアナリストらは「2025年から2030年にかけて年平均で日量90万バレルの堅調な需要成長を予想し、その後2040年までに日量10万バレルに減速する」と述べている。
株探ニュース