<マ-ケット日報> 2026年5月21日
21日の市場は日経平均が6日ぶりに大幅反発。終値は前日比1879円高の6万1684円だった。昨日の米国株が上げたことや米国とイランの交渉進展の可能性が出ていることから買い戻しが活発化。日経平均は10時過ぎに2000円を超える上げ幅を示現した。このところの下げで多少の値頃感が出ていたことも大きいだろう。AIブームの中で注目の「オープンAI」株が米国で新規上場する観測報道も追い風となった。日経平均は1日で25日移動平均線上を回復している。
昨日の米国市場は米国とイランの交渉進展の可能性を材料にダウ平均が反発。4日ぶりに5万円の大台を回復した。トランプ大統領がイランとの交渉で「最終段階にある」とメディアに発言。一方でいつものように「攻撃準備もできている」と相反するスタンスもあり、売り方の買い戻しが主となるような上げだった。原油相場は下落して好反応を示したが下げは限定的でトランプ発言を半分以上は信じていない。金利の上げ一服からハイテク株も買われナスダック指数は4日ぶり反発へ。
さて、東京市場は結局のところ中東情勢次第ということで、この日は米国とイランの交渉進展の可能性を買う動きに。これまで何度も騙されており、現状も両者の主張の開きから期待は持てないところだが、市場としてはひとまず売り方が買い戻すには良いタイミングだったであろう。米オープンAIのIPOの可能性でSB株が上げるなど相変わらず指数への影響度は大きいものがある。(ストック・データバンク 編集部)