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【通貨】NY為替:米中通商協議再開でリスク選好の円売り優勢

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

7日のニューヨーク外為市場でドル・円は、108円21銭から108円75銭まで上昇し、108円74銭で引けた。予想以上に悪化した米国の12月ISM非製造業景況指数を嫌ったドル売りが優勢となったのち、米中通商協議の再開に貿易問題解決期待が強まり、リスク選好の円売りが再燃した。

ユーロ・ドルは、1.1440ドルから1.1483ドルまで上昇して1.1475ドルで引けた。欧米金利差の拡大観測が後退し、ユーロの買戻しに拍車がかかった。ユーロ・円は、123円83銭から124円80銭まで上昇。リスク選好の円売りが継続した。ポンド・ドルは、1.2748ドルから1.2787ドルまで上昇した。ただ、合意ない離脱への警戒感に上昇も限定的だった。ドル・スイスは、0.9788フランまで下落後、0.9820フランまで反発した。

《MK》

 提供:フィスコ

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