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【市況】東京株式(寄り付き)=買い優勢、米株上昇続き為替の円安も追い風

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 11日の東京株式市場は買い優勢、寄り付きの日経平均株価は前営業日比132円高の2万296円と反発。

 前日は利益確定売りに4日ぶりに反落した日経平均だったが、きょうは前日の米国株市場が堅調だったことや、ドル・円相場が円安方向に振れていることでリスクを取る動きが再燃している。パウエルFRB議長の発言に揺れる米株市場だが、直近はFRBが金融政策正常化ペースを遅らせるとの思惑がやや後退している。NYダウは約1カ月ぶりに2万4000ドル大台を回復、この流れに追随して東京市場でも主力株中心に買いが先行している。ただ、国内企業の四半期決算発表が相次ぐなか、中国向け需要の落ち込みが懸念されており、中国関連株中心に警戒ムードもくすぶっている。

 寄り付き時点で業種別では33業種中、30業種が高く、値上がり上位に鉄鋼、不動産、電気機器、機械、情報通信など。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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