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【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (6月21日記)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

 目先の日経平均株価には、「本日、2万1500円前後で上値を抑えられて、昨日、または本日の高値が戻り高値になって、下降を開始する展開」と、「4月19日以降がきれいな5つの波の上げパターンを作り、7月上旬から中旬頃、2万2000円へ届かない程度で上値を抑えられる展開」の2通りが考えられます。

 前者なら、本日は、6月12日の高値2万1259円以下まで下げて、2万1259円の突破が一時的な動きだったことを示す展開になる公算です。

 こちらの展開になる場合、寄り付き後、すぐに下降の流れへ入ると考えられるので、寄り付き後、上値を試す動きになるなら、目先的に上昇を継続する可能性を考えておきます。

情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend

【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。

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