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【特集】ゼロから始める「株探」の歩き方 ― (3) 人気の銘柄はランキングに潜んでいる!

(3)「株探はこう使い倒せ! ランキング機能なら話題の銘柄を素早くみつけられる!」【トップページ】編

横山利香(ファイナンシャルプランナー、テクニカルアナリスト)

◆ランキング情報は毎日確認を続けましょう

 トップページでは、これらのタブを使い分けることで、株価の上昇や下落、テクニカル指標など、様々な視点から投資家の注目を集める銘柄を調べることが可能になります。

 ただし、トップページのこの欄では上位5銘柄しか参考にできません。さすがに物足りないと感じる場合が多いでしょうから、右下にある「一覧を見る」をクリックして、その項目の一覧ページに移動しましょう。

 たとえば、「上昇銘柄」のタブを選択後、「一覧を見る」をクリックすれば、「本日の株価上昇率ランキング」のページに移動することができます。「株価上昇率ランキング」では前述したように前場が始まった直後など株価が寄り付いていない場合でも、気配値(「ケ」と表記されています)を含むランキングが表示されます。

●図5 ランキング(銘柄一覧)ページでは表示件数を変更可能
ランキングページ

 ランキングのページ(「ストップ高」などでは一覧のページ)に移動した後に、ページ内に何銘柄を表示させるかは、表の上と下にあるボックスから「15件、30件、50件」のいずれかから選ぶことができます。個人的には、選ぶ件数が少なければページをわざわざめくる手間と時間がかかって面倒です。できれば「50件」を選んでたくさんの銘柄を表示させ、サクッと銘柄一覧を確認できるようにしたほうが便利でしょう。

 また、コーナーの上部には「全市場」「市場1部」「市場2部」「新興市場」のタブがあります。上場市場ごとに銘柄一覧を表示させることができますから、自分が見たいタブを選びましょう。選んでいるタブはオレンジ色の文字で表示されます。

※上場市場については「(2) 意中の銘柄は検索機能で調べよう!」を参照ください。

 株価は一般的に、いったんトレンド(方向性)が生じると、トレンドが転換するまでそれに沿って動きます。そのため、たとえばストップ高した銘柄の場合には、翌日にどう動くのか、ストップ高した流れを引き継ぎ翌日も買われるのか、あるいはトレンドが変わるのか注目している投資家が多くなります。株価がトレンドに沿って上昇するにせよ、トレンドが転換して下落するにせよ、売買も活発になり株価が大きく動く可能性が高まります。

 何が言いたいのかと言うと、株価の動きはその日だけで完結するわけではないということです。ですから、「ランキング・活況銘柄 上昇銘柄(市場1部)更新日時」を確認する頻度については、できれば毎日継続的に確認したほうがよいでしょう。お仕事がある方の場合には帰宅後に確認するだけでもよいですから、継続的に確認するようにしましょう。

 なお、トップページの「ランキング・活況銘柄」にある項目は、すべて「株価注意報」のページにあるコンテンツの一部を表示したものです。株価注意報は幅広く株価を刺激する材料(カタリストと呼ばれます)を投資家に提供するためのページで、その内容は市場の動きに応じて時々刻々と更新されています。なお、「株価注意報」の詳細は改めて別に解説します。

図6 カタリストの宝庫「株価注意報」
株価注意報

 >> 4回目に続く

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