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【市況】伊藤智洋が読むマーケット・シナリオ【週間展望】 1月13日版

「日経平均株価、1月の推移に2つのシナリオ」
1.NYダウ、1月は下値堅く推移の可能性が生じる
 1月5日に配信した本コラムでは、 NYダウが1月に値幅の伴った下げ場面になる場合、月初1~4営業日の範囲で1月の最高値をつけて、下降の流れへ入ると述べました。
 本年1月が下降の流れを作るなら、2日の高値2万8872ドルが1月の最高値となって下げるはずですが、6日に下値を支えられて、9日、10日と高値を更新したことで、本年1月は積極的な下げの流れにならないと考えられます。
 1月は天井型を形成する動きを経過するか、上値を試す流れを継続するという見方が有力になったと言えます(図表1を参照)。
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