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【特集】「MR」が12位にランク、遠隔医療などへの活用期待が高まる<注目テーマ>

大塚商会 <日足> 「株探」多機能チャートより
★人気テーマ・ベスト10
1 5G 
2 ドローン 
3 マスク 
4 量子コンピューター 
5 人工知能 
6 ソーシャルゲーム 
7 半導体 
8 MaaS 
9 全固体電池 
10 サイバーセキュリティ 

 みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「MR」が12位となっている。

 VR(仮想現実)やAR(拡張現実)に加えて、MR(複合現実)が株式市場で注目を集めている。VRがCGによって作られた仮想世界に対して、ARはカメラでとらえた映像にCGを重ねて表示する技術で現実世界が主体となっている。そしてMRは、現実の空間のなかに現れたホログラムの3D映像を見て、実際の手や体の動きで操作することもできる技術だ。映画やエンターテインメントに加えて、産業分野での活用への期待が強い。例えば、医療従事者向けの難度の高い手術の訓練や遠隔医療などへの活用が期待されている。世界市場規模は25年には10兆円を超えるともいわれるが、次世代通信規格「5G」の商用サービスが今春に始まることも、MR関連市場の拡大には追い風になるとみられている。

 関連銘柄としては、大塚商会<4768>、HENNGE<4475>、トレンドマイクロ<4704>、豆蔵ホールディングス<3756>、グレイステクノロジー<6541>、イメージ ワン<2667>、オプティム<3694>などが挙げられる。

出所:MINKABU PRESS

最終更新日:2020年01月17日 12時42分

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