【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】 … Ｊフロント、アダストリア、キユーピー　(6月26日～7月2日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の水準から3日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　サンデンＨＤ <6444>
　20年3月期の連結経常損益は97.3億円の赤字(前の期は5.6億円の黒字)に転落し、従来予想の40億円の赤字を下回って着地。

▲No.4　ダイセキＳ <1712>
　21年2月期の連結経常利益を従来予想の14億円→10億円(前期は12.9億円)に28.6％下方修正し、一転して22.8％減益見通しとなった。

▲No.5　Ｊフロント <3086>
　21年2月期の連結税引き前損益を従来予想の87億円の黒字→359億円の赤字(前期は371億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<6444> サンデンＨＤ 　東１ 　 -34.90 　　6/30　本決算　　　　　－
<7918> ヴィアＨＤ 　　東１ 　 -26.12 　　6/26　本決算　　　　　－
<8011> 三陽商 　　　　東１ 　 -25.24 　　6/30　　　1Q　　　　　－
<1712> ダイセキＳ 　　東１ 　 -17.90 　　6/30　　　1Q　　　　0.57
<3086> Ｊフロント 　　東１ 　 -17.12 　　6/29　　　1Q　　　　赤転

<7611> ハイデ日高 　　東１ 　 -16.25 　　6/29　　　1Q　　　　赤転
<3608> ＴＳＩＨＤ 　　東１ 　 -13.97 　　7/ 2　　　1Q　　　　赤転
<3675> クロスマーケ 　東１ 　 -12.87 　　6/30　　　1Q　　　 12.57
<9369> キユソ流通 　　東１　　 -8.29 　　7/ 2　　上期　　　-67.07
<6926> ＯＫＡＹＡ 　　東１　　 -7.72 　　6/29　本決算　　　　　－

<7965> 象印 　　　　　東１　　 -7.40 　　6/29　　上期　　　-27.48
<9793> ダイセキ 　　　東１　　 -7.25 　　6/30　　　1Q　　　 -4.62
<8227> しまむら 　　　東１　　 -6.86 　　6/29　　　1Q　　　　赤転
<6196> ストライク 　　東１　　 -6.80 　　6/29　　　3Q　　　 77.50
<2685> アダストリア 　東１　　 -6.66 　　6/30　　　1Q　　　　赤転

<2742> ハローズ 　　　東１　　 -6.56 　　6/26　　　1Q　　　 76.08
<8166> タカキュー 　　東１　　 -5.30 　　6/30　　　1Q　　　　赤転
<8217> オークワ 　　　東１　　 -5.14 　　6/26　　　1Q　　 3960.78
<2918> わらべ日洋 　　東１　　 -5.00 　　7/ 2　　　1Q　　　-77.13
<2809> キユーピー 　　東１　　 -4.42 　　7/ 2　　上期　　　-32.78

<2753> あみやき 　　　東１　　 -3.15 　　7/ 2　　　1Q　　　　赤転
<8013> ナイガイ 　　　東１　　 -2.74 　　6/26　　　1Q　　　　赤転
<6740> Ｊディスプレ 　東１　　 -2.08 　　6/30　本決算　　　　　－
<3919> パイプドＨＤ 　東１　　 -1.46 　　6/30　　　1Q　　　 31.63
<7447> ナガイレーベ 　東１　　 -1.06 　　6/29　　　3Q　　　 -8.47

<2975> スターマイカ 　東１　　 -0.37 　　6/30　　上期　　　-28.23
<7514> ヒマラヤ 　　　東１　　 -0.24 　　6/26　　　3Q　　　　赤転

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした3日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース