【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】 … ファミマ、マニー、ローソン　(7月3日～9日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の水準から10日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ファミマ <8028>
　21年2月期の連結税引き前利益を従来予想の830億円→940億円(前期は462億円)に13.3％上方修正し、増益率が79.6％増→2.0倍に拡大し、従来の5期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

★No.2　キャリアＬ <6070>
　21年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比3.0倍の5.2億円に急拡大した。

★No.3　Ｃ＆Ｒ <4763>
　21年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比34.4％増の10.6億円に拡大し、3-8月期(上期)計画の14億円に対する進捗率は75.9％に達し、5年平均の56.1％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<8028> ファミマ 　　　東１ 　 +30.58 　　7/ 8　　　1Q　　　-66.93
<6070> キャリアＬ 　　東１ 　 +29.07 　　7/ 6　　　1Q　　　198.30
<4763> Ｃ＆Ｒ 　　　　東１ 　 +20.91 　　7/ 9　　　1Q　　　 34.43
<6183> ベル２４ＨＤ 　東１ 　 +18.37 　　7/ 8　　　1Q　　　　5.18
<6093> エスクロＡＪ 　東１ 　 +17.65 　　7/ 9　　　1Q　　　 64.81

<3186> ネクステージ 　東１ 　 +17.38 　　7/ 3　　上期　　　　赤転
<9948> アークス 　　　東１ 　 +14.74 　　7/ 3　　　1Q　　　113.48
<3697> ＳＨＩＦＴ 　　東１ 　 +14.72 　　7/ 9　　　3Q　　　109.04
<2791> 大黒天 　　　　東１ 　 +14.70 　　7/ 8　本決算　　　　2.37
<7921> 宝＆ＣＯ 　　　東１ 　 +14.11 　　7/ 7　本決算　　　　5.80

<8008> ４℃ホールデ 　東１ 　 +13.03 　　7/ 8　　　1Q　　　-73.45
<6555> ＭＳコンサル 　東１ 　 +11.36 　　7/ 8　　　1Q　　　　　－
<5998> アドバネクス 　東１　　 +9.14 　　7/ 6　本決算　　　　　－
<9765> オオバ 　　　　東１　　 +8.54 　　7/ 9　本決算　　　　6.29
<9414> ＢＳ１１ 　　　東１　　 +4.46 　　7/ 3　　　3Q　　　 25.71

<9787> イオンディラ 　東１　　 +2.72 　　7/ 8　　　1Q　　　 -9.50
<7679> 薬王堂ＨＤ 　　東１　　 +2.72 　　7/ 6　　　1Q　　　 45.21
<9946> ミニストップ 　東１　　 +2.54 　　7/ 8　　　1Q　　　　赤拡
<6432> 竹内製作所 　　東１　　 +2.05 　　7/ 9　　　1Q　　　-21.96
<3222> ＵＳＭＨ 　　　東１　　 +1.83 　　7/ 7　　　1Q　　　403.55

<7730> マニー 　　　　東１　　 +1.36 　　7/ 6　　　3Q　　　-14.96
<9974> ベルク 　　　　東１　　 +1.33 　　7/ 6　　　1Q　　　107.54
<2651> ローソン 　　　東１　　 +1.10 　　7/ 9　　　1Q　　　-90.98
<7487> 小津産業 　　　東１　　 +0.35 　　7/ 9　本決算　　　 12.08
<8125> ワキタ 　　　　東１　　 +0.33 　　7/ 3　　　1Q　　　 -0.57

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした10日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース