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【特集】「冷凍冷蔵設備」が8位、ワクチン保管で保冷庫需要の増加に思惑<注目テーマ>

ツインバード <日足> 「株探」多機能チャートより
★人気テーマ・ベスト10
1 再生可能エネルギー
2 全固体電池
3 デジタルトランスフォーメーション
4 電気自動車関連
5 コロナウイルス
6 2020年のIPO
7 太陽光発電関連
8 冷凍冷蔵設備
9 5G
10 マスク

 みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「冷凍冷蔵設備」が8位となっている。

 米製薬大手ファイザーが9日、開発中の新型コロナウイルスワクチンについて臨床試験で高い有効性を示したと発表した。ただ、このワクチンは非常に低い温度での管理が必要と伝わっており、これを受けて輸送や保管する際にそうした設備の需要が高まるとの思惑から、「冷凍冷蔵設備」が注目されているようだ。

 株式市場では、超低温の保冷庫を手掛けるツインバード工業<6897>に物色の矛先が向かった。ただ16日に、標準的な医療用冷蔵庫で保管が可能な米モデルナ製の新型コロナワクチンが臨床試験で高い有効性を示したと伝わると、翌17日には一転ストップ安となるなど値の荒い動きとなっている。きょうは、東証による信用規制強化を嫌気した売りが出ている。

 そのほか、ワクチン保管向けの薬用保冷庫を手掛けるフクシマガリレイ<6420>、薬用冷蔵ショーケースやフリーズ超低温槽などを扱う大和冷機工業<6459>などをマークしておきたい。

出所:MINKABU PRESS

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