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【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (1月28日記)

伊藤智洋(テクニカルアナリスト)

 日経平均株価は、昨晩のNYダウが大幅安となった流れを映して、本日の寄り付き値が大きく下放れる動きになる公算です。

 本日の下放れは現状での弱さを示す動きです。弱気の展開になるなら、本日、1月18日の安値2万8111円を割れて、ダブル・トップを完成して、本日以降、勢いの強い下げの流れへ入ると考えられます。

 下値の目安は、1月6日の安値2万7002円前後が考えられます。

 なお、本日、18日の安値2万8111円を維持する動きになる場合、昨年12月22日に押し目をつけた場面と似た展開になることも考えられます。

 寄り付き値が2万8111円以上で始まり、寄り付き後、下値堅く推移する場合、本日の安値が押し目底になる展開を頭のすみに入れておきます。

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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。

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