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【特集】「旅行」が3位、目先上昇一服も中長期での出直りに期待<注目テーマ>

HIS <日足> 「株探」多機能チャートより
★人気テーマ・ベスト10
1 アンモニア
2 半導体
3 旅行
4 再生可能エネルギー
5 水素
6 人工知能
7 2020年のIPO
8 仮想通貨
9 デジタルトランスフォーメーション
10 電気自動車関連

 みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「旅行」が3位となっている。

 医療従事者を対象とする新型コロナワクチンの先行接種開始から2週間が経過した。厚生労働省が発表している「新型コロナワクチンの接種実績」によると、2日時点で3万4772人が1回目の接種を終えている。接種スケジュールを巡っては、欧州連合(EU)によるワクチン輸出の規制強化といった不透明要因はあるが、ワクチン普及に向けた動きが前進していることは確かで、今後は接種スピードの加速に期待がかかる。

 株式市場では、すでに年初からポストコロナを見据えた物色が活発化しており、コロナ禍によって大きな打撃を受けた旅行や外食、インバウンド関連株などが買い戻される流れとなった。なかでも、旅行関連株は人気テーマランキングで上位に入っており、マーケットの注目度は高い。直近、いったん上昇一服となってはいるものの、世界的にワクチン接種が進むなか、同関連株に対する中長期的な出直り期待は更に高まっていくことが見込まれる。

 主な銘柄としては、エイチ・アイ・エス<9603>やKNT-CTホールディングス<9726>、旅行関連サイトを運営するオープンドア<3926>、エアトリ<6191>、アドベンチャー<6030>、ベルトラ<7048>など。

 また、鉄道株のJR東日本<9020>やJR東海<9022>、空運株の日本航空<9201>、ANAホールディングス<9202>などのほか、リゾートトラスト<4681>、帝国ホテル<9708>、藤田観光<9722>といったホテル関連株もマークしておきたい。

出所:MINKABU PRESS

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