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【市況】【↓】日経平均 大引け| 3日ぶり反落、米株安やアジア株軟調で売り優勢 (6月16日)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均株価
始値  29306.14
高値  29434.10(09:42)
安値  29263.72(13:48)
大引け 29291.01(前日比 -150.29 、 -0.51% )

売買高  10億2848万株 (東証1部概算)
売買代金  2兆4262億円 (東証1部概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は3日ぶり反落、FOMC発表目前で売り優勢に
 2.米株軟調受け利食い誘発、アジア株軟調で市場心理悪化
 3.半導体関連などに売り圧力、海運や原油関連は買われる
 4.値上がり銘柄数が値下がりを上回り、TOPIXはプラス圏
 5.個別物色意欲は旺盛でフォーカスやタムラなどS高人気

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは前日比94ドル安と続落した。FOMCの結果発表を前に積極的な売買は手控えられたほか、米5月の小売売上高が市場予想を下回ったことも重みになった。

 東京市場では終始売り優勢の地合いとなり、日経平均株価は下値を試す動きに。ただ、2万9300円近辺では押し目買いが入り底堅さも発揮した。

 16日の東京市場は、前日の米国株市場で主要株3指数が揃って軟調だったことで、目先利益確定の動きを誘発。朝方下げ渋る場面もあったが、買いは続かなかった。アジア株が総じて軟調に推移したこともセンチメントを悪化させ、日経平均寄与度の高い値がさ株が売られたこが全体指数に影響した。米国時間16日に結果が判明するFOMCとその後のパウエルFRB議長の記者会見を見たいとの思惑が、上値を重くしている。前日までの2営業日で日経平均は500円近い上昇をみせていたこともあって、株高を先導した半導体関連などに持ち高調整の売り圧力が表面化した。一方、海運株や原油関連株の一角に根強い買いが観測され、日経平均の下値を支えた。値上がり銘柄数は値下がり銘柄数を300以上上回った。TOPIXはわずかながらプラス圏で着地している。

 個別では、断トツの売買代金をこなした任天堂<7974>やファーストリテイリング<9983>などが大きく値を下げた。ソニーグループ<6758>が軟調、東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>なども冴えない動きに。日本航空<9201>が売りに押され、リクルートホールディングス<6098>も安い。ザッパラス<3770>が値下がり率トップに売られ、ベルーナ<9997>も大幅安。インフォマート<2492>も安い。
 半面、トヨタ自動車<7203>が頑強な値動きをみせたほか、日立製作所<6501>も買いが優勢だった。日本郵船<9101>が値を上げ、ダイキン工業<6367>も上昇した。伊藤忠商事<8001>、Zホールディングス<4689>なども高い。フォーカスシステムズ<4662>は連日のストップ高で買い物を残し、タムラ製作所<6768>も値幅制限いっぱいに買われた。トレックス・セミコンダクター<6616>が大幅高に買われ、ERIホールディングス<6083>なども値を飛ばした。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はダイキン <6367> 、ファナック <6954> 、資生堂 <4911> 、ブリヂストン <5108> 、トヨタ <7203> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約34円。
 日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、東エレク <8035> 、エムスリー <2413> 、ソニーG <6758> 、TDK <6762> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約142円。うち82円はファストリ1銘柄によるもの。

 東証33業種のうち上昇は20業種。上昇率の上位5業種は(1)鉱業、(2)海運業、(3)ゴム製品、(4)機械、(5)卸売業。一方、下落率の上位5業種は(1)その他製品、(2)空運業、(3)陸運業、(4)サービス業、(5)水産・農林業。

■個別材料株

△イントランス <3237> [東証M]
 継続企業の前提に関する注記を解消。
△スタティアH <3393>
 MAツール「BowNow」をタイで提供開始。
△ウェルス <3772> [東証2]
 強気の新中期計画を評価。
△AGC <5201>
 北米建築用ガラス事業を売却へ。
△ERIHD <6083>
 21年5月期営業利益は計画上振れ。
△自律制御シ研 <6232> [東証M]
 日本郵便と日本郵政キャピタルの2社と業務提携。
△THK <6481>
 SMBC日興証券が投資判断を「強気」に格上げ。
△タムラ <6768>
 世界初の酸化ガリウム半導体材料量産へ。
△ジェイリース <7187>
 不動産業務支援システム「いえらぶCLOUD」とAPI連携。
△白銅 <7637>
 株主優待制度を導入。

▼ザッパラス <3770>
 22年4月期営業は30%減益見通し。
▼ベルーナ <9997>
 5月売上高は8ヵ月連続で前年上回るも伸び率鈍化。


 東証1部の値上がり率上位10傑は(1)フォーカス <4662> 、(2)タムラ <6768> 、(3)TOREX <6616> 、(4)スタティアH <3393> 、(5)白銅 <7637> 、(6)石原産 <4028> 、(7)アジア投資 <8518> 、(8)ERIHD <6083> 、(9)きもと <7908> 、(10)MSOL <7033> 。
 値下がり率上位10傑は(1)ザッパラス <3770> 、(2)ブラス <2424> 、(3)Hamee <3134> 、(4)アトラエ <6194> 、(5)ナイガイ <8013> 、(6)ベルーナ <9997> 、(7)DDHD <3073> 、(8)インフォMT <2492> 、(9)ローランド <7944> 、(10)ハブ <3030> 。

【大引け】

 日経平均は前日比150.29円(0.51%)安の2万9291.01円。TOPIXは前日比0.38(0.02%)高の1975.86。出来高は概算で10億2848万株。東証1部の値上がり銘柄数は1213、値下がり銘柄数は876となった。日経ジャスダック平均は3970.23円(7.70円高)。

[2021年6月16日]


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