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【材料】グーグル、メタ、アマゾンはウクライナ危機で恩恵との見方も=米国株個別

 アルファベット<GOOG>(グーグル)、メタ<FB>、アマゾン<AMZN>のIT大手3社はウクライナ危機で恩恵を受けるとの見方も出ている。米CNBCが世界経済フォーラム(ダボス会議)に出席しているメディア大手のS4キャピタルの創設者ソーレル氏のインタビューを伝え、「ビッグ3はウクライナ危機からの恩恵を受ける。防衛とはサイバー防衛とサイバー攻撃を意味し、テクノロジーおよびテクノロジー企業が本当に重要になる」と述べた。

 具体的に大手3社がどのような利益を受けるのかについて具体的な明言は避けたが、3社ともサイバーセキュリティ・システムは世界トップレベルを誇っていると指摘。グーグルとアマゾンは政府やサイバー企業がサイバー戦争で活用できるクラウドコンピューティングのインフラを提供。ウクライナ危機はオンラインとオフラインの両方で戦われており、双方のハッカーが敵国のインフラ、企業、政府、市民を標的にしているという。

 また、IT大手の株価について同氏は、「大規模な調整があった。ただ、更に5ー10%の調整があるのではないかという意見もある」と付け加えた。

(NY時間10:41)
アマゾン<AMZN> 2108.39(-43.43 -2.02%)
アルファベット<GOOG> 2229.58(+43.32 +1.98%)
メタ<FB> 195.08(+1.54 +0.80%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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