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【市況】伊藤智洋が読むマーケット・シナリオ【週間展望】 11月20日版

日経平均は週明け後に下げるなら、11月末までに2万6000円割れ目指す
1. 日経平均は11日以降が上昇の流れの終息を示す
 筆者が勢いの強い上昇、下降の流れへ入っていると書くときは、上昇の角度(上げ幅と日柄)よりも、調整へ入ったときの「調整の動きが続く期間」に注目しています。
 勢いの強い流れを形成するには、そこへ積極的に入っている短期の市場参加者が利益を得られる展開が必要になります。短期の市場参加者は、短い期間で利益を得ることを目的としているので、長く反対方向の動きを継続してしまうと、そこから離脱してしまいます。反転の動きはその日柄が長くなると、それだけそこで積極的に利益を得ようとしていた投資家が離れていくことにつながります。
 筆者は経験則として、上昇(下降)の流れができている場面で、新高値(安値)を更新できない日柄が5営業日以上続く場合、勢いの強い流れが終息している可能性があると判断しています。
 値動きのパターンとしては、上昇途中で上値、下値を切り下げる動き、下降途中で上値、下値を切り上げる動きが、一定の流れの終息の目安になります。
 5営業日以上、高値を更新できずに推移して、その間に上値、下値を切り下げる動きが表れているなら、その上昇は上げ幅全体の修正局面へ入っているか、上昇の流れが終わり、すでに下降局面へ入っているかのどちらかであると考えられます。
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