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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):ワコム、エフピコ、アルプスアル

ワコム <日足> 「株探」多機能チャートより
■東テク <9960>  3,920円  +285 円 (+7.8%)  本日終値
 31日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常が24%増益で着地・10-12月期も37%増益」が好感された。
 東テク <9960> [東証P] が1月31日大引け後(15:30)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比24.2%増の49.1億円に伸び、通期計画の75億円に対する進捗率は5年平均の60.1%を上回る65.5%に達した。
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■ワコム <6727>  686円  +49 円 (+7.7%)  本日終値
 31日に発表した「3.98%の自社株消却を実施」が買い材料。
 発行済み株式数の3.98%にあたる654万6400株の自社株を消却する。消却予定日は2月14日。

■エフピコ <7947>  3,785円  +270 円 (+7.7%)  本日終値
 31日に決算を発表。「10-12月期(3Q)経常は45%増益」が好感された。
 エフピコ <7947> [東証P] が1月31日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比0.4%増の147億円となり、通期計画の170億円に対する進捗率は86.5%に達し、5年平均の83.8%も上回った。
  ⇒⇒エフピコの詳しい業績推移表を見る

■JBCCHD <9889>  1,996円  +125 円 (+6.7%)  本日終値
 31日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常が22%増益で着地・10-12月期も21%増益」が好感された。
 JBCCホールディングス <9889> [東証P] が1月31日大引け後(17:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比21.9%増の30.7億円に伸び、通期計画の37億円に対する進捗率は83.2%に達し、5年平均の80.4%も上回った。
  ⇒⇒JBCCHDの詳しい業績推移表を見る

■PALTAC <8283>  4,980円  +290 円 (+6.2%)  本日終値
 31日に決算を発表。「10-12月期(3Q)経常は4%増益」が好感された。
 PALTAC <8283> [東証P] が1月31日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の経常利益(非連結)は前年同期比4.1%減の214億円に減ったが、通期計画の274億円に対する進捗率は78.1%となり、5年平均の79.2%とほぼ同水準だった。
  ⇒⇒PALTACの詳しい業績推移表を見る

■マックス <6454>  2,140円  +115 円 (+5.7%)  本日終値
 マックス<6454>は大幅続伸し、昨年来高値を更新した。同社は1月31日取引終了後に、23年3月期通期の営業利益予想を従来の90億円から98億円(前期比30.7%増)に上方修正。また、期末一括配当を従来計画比10円増額の74円(前期は64円)にすると発表したことが好感されたようだ。通期の売上高予想は従来通り854億円(同15.5%増)で据え置いたが、荷発費の上昇が落ち着いていることが利益に寄与するとしている。

■中国塗料 <4617>  1,042円  +55 円 (+5.6%)  本日終値
 中国塗料<4617>は続急伸。31日の取引終了後、23年3月期第3四半期累計(22年4~12月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正し、材料視されたようだ。売上高は900億円から980億円(前期比16.3%増)、営業利益は25億円から38億円(同5.5倍)に見通しを引き上げた。主力の船舶用塗料の販売が好調に推移しているのに加え、為替影響により海外子会社で売り上げの押し上げ効果が出た。原材料調達コストの上昇を受けた販売価格の見直しも、想定以上に進んでいるという。4~12月期の売上高は前年同期比14.2%増の709億8100万円、営業利益は同94.5%増の16億7800万円だった。

■スクリン <7735>  10,060円  +490 円 (+5.1%)  本日終値
 31日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常が43%増益で着地・10-12月期も15%増益」が好感された。
 SCREENホールディングス <7735> [東証P] が1月31日大引け後(15:30)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比43.3%増の571億円に拡大し、通期計画の730億円に対する進捗率は78.3%に達し、5年平均の59.6%も上回った。
  ⇒⇒スクリンの詳しい業績推移表を見る

■アルプスアルパイン <6770>  1,390円  +67 円 (+5.1%)  本日終値
 アルプスアルパイン<6770>が高い。旧村上ファンド系のシティインデックスイレブンスが同社株を5%超保有していることが31日の取引終了後に明らかになった。これを思惑視した買いが集まったようだ。31日に財務省に提出された大量保有報告書によると、シティインデックスイレブンスと共同保有者の保有比率は新たに5.02%となった。報告義務発生日は1月24日。保有目的は「投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと」としている。アルプスアルは31日、23年3月期第3四半期累計(22年4~12月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比18.1%増の7006億1600万円、最終利益は同43.2%増の211億2500万円だった。コンポーネント事業ではスマートフォン向けが堅調だったほか、円安も業績を押し上げる要因となった。

■理想科学工業 <6413>  2,259円  +98 円 (+4.5%)  本日終値
 理想科学工業<6413>が大幅続伸。31日の取引終了後、期末配当の増額修正と自社株買いの実施を発表。これを材料視した買いが入ったようだ。同社はこれまで60円としてきた期末配当予想を40円増額し、前期末と横ばいの100円に見直した。また取得総数16万株(自己株式を除く発行済み株式総数の0.48%)、取得総額3億円を上限とする自社株買いを2月14日から3月24日の間、東証における市場買付けによって実施する。

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