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4657 環境管理センター

東証S
551円
前日比
+5
+0.92%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
21.7 1.25 0.91
時価総額 26.0億円
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決算発表予定日

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<動意株・6日>(大引け)=環境管理、アルコニクス、ITFORなど

 環境管理センター<4657>=大幅反発。同社はきょう、放射性物質トリチウムの分析を行える体制として、液体シンチレーションカウンターを導入したと発表しており、これが材料視されているようだ。液体シンチレーションカウンターは、液体試料を対象とした放射線測定器のこと。同社では、東日本大震災と福島第一原子力発電所事故の発生以来、放射性物質の核種分析の開始や放射性物質濃度を測定することができる移動測定車の導入のほか、ふくしま浜通りイノベーションセンターを開設するなど取り組みを進めている。

 アルコニックス<3036>=後場急動意。午後0時30分ごろ、22年3月期の連結業績予想について、売上高を1200億円から1280億円へ、営業利益を64億円から85億円へ、純利益を45億円から60億円へ上方修正したことが好感されている。好調に推移するスマートフォンやIT機器向け半導体・電子部品関連需要と、20年度後半以降に急回復している自動車需要により、商社流通及び製造の両セグメントの収益が共に好調に推移していることが要因としている。同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高369億4400万円、営業利益30億4600万円、純利益24億3500万円だった。なお、会計基準の変更に伴い前期比及び前年同期比の記載はない。

 アイティフォー<4743>=4日ぶり急反発。同社は独立系のシステムインテグレーターで金融機関などを主要顧客にネットワークの構築や債権管理システムなどで実績が高い。旺盛なシステム開発需要を背景に足もとの業績は会社側想定を上回って推移している。5日取引終了後に22年3月期業績予想の修正を発表、売上高は従来予想の165億円から173億円(前期比6.2%増)に営業利益は20億円から26億円(同18.9%増)に増額した。営業利益は減益見通しから2割近い増益に修正され過去最高益更新の見込みとなったことから、株価へのインパクトが大きくなった。

 NISSHA<7915>=急騰。一時、前日比335円(20.9%)高の1937円に買われた。5日の取引終了後、21年12月期の連結業績予想について、売上高を1725億円から1865億円(前期比3.6%増)へ、営業利益を105億円から170億円(同2.3倍)へ、最終利益を87億円から152億円(同2.2倍)へ上方修正した。産業資材事業のモビリティー(自動車・輸送機器)向けや蒸着紙、ディバイス事業のIT機器向けなどの製品需要が前回の想定を上回って推移する見通しという。なお、第2四半期累計(1~6月)決算は、売上高975億8400万円(前年同期比26.5%増)、営業利益108億3000万円(前年同期5億5000万円の赤字)、最終利益105億8000万円(前年同期比22.0倍)だった。

 オリコン<4800>=ストップ高。5日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高11億300万円(前年同期比14.3%増)、営業利益3億5600万円(同69.3%増)、純利益2億5500万円(同9.7%増)となり、営業利益が四半期ベースで過去最高となったことを材料しした買いが入った。商標利用契約・デジタルプロモーション・データ販売の各ビジネスが好調に推移した顧客満足度調査事業が大幅に拡大した。また、外部メディア向けコンテンツ提供で動画が拡大したほか、自社メディアでセッション数が増加したニュース配信・PV事業も伸長し業績を牽引した。同時に上限を10万株(発行済み株数の0.73%)、または1億5000万円とする自社株買いを実施すると発表した。取得期間は8月6日から8月31日までで、株主還元を充実させるとともに、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能にするために実施するという。

 フジクラ<5803>=大幅反発、一気に年初来高値更新。25日移動平均線を足場にリバウンドに転じている。同社は5日取引終了後に22年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の200億円から295億円(前期比21%増)に大幅増額した。従来予想では18%減益の見通しであったことから、ポジティブサプライズとなり株価を強く刺激している。フレキシブルプリント基板(FPC)でトップ級の販売シェアを有するが、スマートフォン向け需要が旺盛で業績を押し上げ、合理化努力による生産性向上も寄与する。株価指標面でも割安で水準訂正期待が膨らんでいる。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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