三菱ＵＦＪなどメガバンクが軒並み高、米１０年債利回りが大幅上昇で１．２％台乗せ

　三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>のメガバンク各社が揃って上値指向を強めている。米国では長期金利の上昇が一段と顕著となり、直近では上昇ピッチも加速。米１０年債利回りは前週末１２日終値ベースで１．２０８％とついに１．２％台に乗せてきた。米国経済がコロナ禍での停滞局面から脱しつつあることを金利上昇が示唆しているが、これを背景にゴールドマン・サックスなど米大手金融株が軒並み高に買われている。東京市場でも米国事業を展開するメガバンクは運用利ザヤの拡大期待から収益環境の追い風が意識される局面にある。

出所：MINKABU PRESS